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用紙種類を選んで、印刷スピードを上げたい
印刷スピードは用紙の種類や坪量に応じて変化します。ニーズに応じて意識的に用紙を選ぶことで、生産性が向上する場合があります。以下を確認してください。
用紙と印刷スピードの関係
坪量 | 本機に登録されている用紙(基本用紙) | 印刷スピード |
52～105 g/m2 | 薄紙1～2、普通紙1～3 | - |
106～128 g/m2 | 厚紙1 | 2/3倍速 |
129～350 g/m2 | 厚紙２～9 | 1/2倍速 |
106～350 g/m2 | コート紙 | 1/2倍速 |
例えば、坪量106 g/m2の用紙を使うときは通常「厚紙1」に設定するため、坪量105 g/m2の用紙である「普通紙3」に比べて、印刷スピードは2/3まで落ち込みます。このように、坪量1 g/m2のわずかな差で印刷スピードが約1.5倍も異なりますので、この場合は、坪量106 g/m2の用紙ではなく、坪量105 g/m2の用紙を使用することで生産性を向上させることができます。
メモ
上の表は、基本用紙の中から、薄紙、普通紙、厚紙、コート紙だけを抜粋したものです。
印刷スピードは、用紙の坪量だけでなく、用紙の種類によっても変化します。
印刷スピードは画像の内容や室温などによって変動するため、表のとおりにならない場合があります。