ポートの設定を変更する

ポート設定の変更は、ポートのプロパティーダイアログボックスで行います。
ポートのプロパティーを表示するには、設定を変更するポートをメインウィンドウのポートリストで選択して、次のいずれかの操作を行います。
ツールバーの(プロパティー)をクリックする
[ファイル]メニュー > [プロパティー]を選択する
設定を変更するポートをダブルクリックする
設定を変更するポートを右クリックして表示されるポップアップメニューで[プロパティー]を選択する
メモ
設定を変更したポートと同じIPアドレスに別のポートが存在する場合は、設定の確認メッセージが表示されます。[OK]をクリックして設定を変更した場合、同じIPアドレスのすべてのポートで、次の項目が変更されます。
プロトコル
ジョブのデバイスへの転送方法
印刷終了通知のタイミング
[ポート名]
ポート名が表示されます。
[IPアドレスまたはホスト名]
設定されているデバイスのIPアドレスまたはホスト名が表示されます。
[デバイスの種類]
OSのプリンターのプロパティーで[ポート]タブに表示されるデバイスの製品名が[デバイスの種類]として表示されます。
[iW Desktop対応デバイス]:
デバイスがDesktopによるデバイス状態およびジョブの監視が可能なデバイスである場合に表示されます。
[標準MIB対応デバイス]:
デバイスが[iW Desktop対応デバイス]ではないが、標準MIBに対応し、Desktopによるデバイス状態の監視が可能なデバイスである場合に表示されます。
[その他のLPRデバイス]:
デバイスが[iW Desktop対応デバイス]でも、[標準MIB対応デバイス]でもない場合に表示されます。
[プロトコル]
設定したプリンターでLPRまたはRAWのどちらの印刷プロトコルを使用するかを指定します。ポートの作成時に選択した機種がRAWをサポートしていない機種の場合、RAWは選択できません。
[LPRキュー名]
LPR印刷時に使用するLPRキュー名を63文字以下で指定します。半角英数字、_ 、- のみ使用できます。
[プロトコル]で[LPR]を選択した場合のみ指定できます。
[ポート番号]
TCPポート番号を指定します。
ポート番号は、1025~65535の範囲で設定できます。
[プロトコル]で[RAW]を選択した場合のみ指定できます。
[ジョブのデバイスへの転送]
ジョブのデバイスへの転送方法を変更できます。
[スプールしながら転送する]
スプールしながらジョブを転送します。
[スプール終了後に転送する]
スプールが終了してからジョブを転送します。
[印刷終了通知のタイミング]
印刷終了通知が表示されるタイミングを変更できます。印刷通知機能がサポートされていないデバイスを選択した場合、[印刷終了時]は指定できません。
[デバイスへ転送終了時]
ジョブのデバイスへの転送が終了したときに終了通知を行います。
[印刷終了時]
印刷の終了時に印刷終了通知を行います。
印刷通知機能がサポートされていないデバイスを選択した場合は指定できません。
[SNMPコミュニティー名]
ポートに設定されている、SNMPが管理するネットワークシステムの範囲(コミュニティー)の名前を入力します。標準MIB対応デバイスを使用する場合に設定します。
全角63文字(半角127文字)まで入力できます。初期設定:「public」(小文字)
[SNMPデバイスインデックス]
SNMPデバイスインデックスを入力します。標準MIB対応デバイスを使用する場合に設定します。
1~2147483647の範囲で設定できます。初期設定:「1」
メモ
OSの仕様と異なる言語や国・地域で使用されている文字を入力した場合、文字が正しく表示されないことがあります。
[SNMPコミュニティー名]、[SNMPデバイスインデックス]は、標準MIB対応デバイスを使用するポートの場合に表示されます。キヤノン製品を使用するポートの場合は表示されません。ポートのプロパティーのみで表示され、ポートの作成時に設定することはできません。