印字領域の上端での印字動作

実寸で印字するページフォーマット

実寸縦(Fmode 1)、および実寸横(Fmode 2)では、初期状態(電源を入れたときや、リセット処理が行われた状態)のときの印字領域は、用紙の上端から約6 mm(有効印字領域の上端から約1mm)の位置になります。
先頭行(TOF行)の文字の上端は、この位置から15ドット(300 dpi)下がった位置になり、文字のベースライン位置は、さらに文字フォントの縦方向のドット数(45ドット)下がった位置になります。このベースライン位置が実際の第1行目の印字位置となります。
先頭行にn倍の縦倍文字がある場合は、(n-1)行改行してから印字されます。

縮小をともなうページフォーマット

ページフォーマットFmode 3, 4, 6, 7, 8では、初期状態のときの先頭行(TOF行)の印字位置は、ページフォーマットおよび用紙サイズによって異なります。それぞれのページフォーマットでの印字領域の上端は、iRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズの有効印字領域の上端から次の量だけオフセットした位置になります。
ページフォーマット
A3
B4
A4
B5
A5
はがき
10インチ→A4縦(Fmode 3)
818
490
91
15
15
15
15インチ→A4横(Fmode 4)
593
357
80
15
15
15
15インチ→B4横(Fmode 6)
263
15
15
15
15
15
2/3縦(Fmode 7)
15
15
15
15
15
15
2/3横(Fmode 8)
15
15
15
15
15
15
ワイド領域モードの場合
15
15
15
15
15
15
単位:1/300インチ
表の値は「上余白」が初期値「0」の場合です。
2/3縦(Fmode 7)、2/3横(Fmode 8)は左端印字モード時の値です。
Fmode 3, 4, 7, 8でA3、B4、A4サイズの用紙を使用するときや、Fmode 6でA3、B4サイズの用紙を使用するときは、印字が用紙の中央にレイアウトされるように、先頭行の文字の上端を有効印字領域の上端からのオフセット量で調整しています。
そのほかの組み合わせでは、15ドットのオフセット量で調整しています。
先頭行(TOF行)の文字のベースライン位置は、上の表で決まる印字領域の上端の位置から文字フォントの高さだけ下がった位置になります。このベースライン位置が実際の第1行目の印字位置となります。
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