システムオプション

システム関連のオプション製品を装着することで、本製品の性能を高めることができます。ここでは、本製品に装着できるシステム関連のオプション製品とその機能について説明します。
各機能に必要なオプション製品と、同時に装着する必要があるオプションおよび制限については、「各機能に必要なオプション」を参照してください。

LIPS V拡張キット

LIPS Vプリンターとして使用するためのオプションです。
LIPS Vプリンターは標準でLIPS、N201エミュレーションコマンド、ESC/Pエミュレーションコマンド、I5577エミュレーションコマンド、HP-GLエミュレーションコマンド、HP-GL/2エミュレーションコマンドに対応しています。

PCLエミュレーション拡張キット

PCLプリンターとして使用するためのオプションです。
PCL プリンタードライバーは、Windows 英語版にのみ対応しています。ドライバー画面は英語で表記されています。
PCL International Font Setを有効にすると、PCL Printer用に次のフォントを追加できます。これにより、SAP Unicode環境において多言語出力を実現できます。
Andale® and WorldType® Collection J (Japanese Version)
Andale® and WorldType® Collection K (Korean Version)
Andale® and WorldType® Collection S (Simplified Chinese Version)
Andale® and WorldType® Collection T (Traditional Chinese Version)
地域による文字のデザインの違いに対応するため、4つのバージョンのフォントが有効になります。

PS拡張キット

PSプリンターとして使用するためのオプションです。
アドバンスドボックス、メモリーメディア、または他のimageRUNNER ADVANCEシリーズのアドバンスドボックスからPDFファイルをプリントする場合にも必要です。

ダイレクトプリント拡張キット(PDF/XPS用)

リモートUIからPDF、XPSのダイレクトプリントを行うためのオプションです。
アドバンスドボックス、メモリーメディア、または他のimageRUNNER ADVANCEシリーズのアドバンスドボックスからPDFファイルをプリントする場合にも必要です。

PCLバーコードプリント拡張キット

バーコードプリントを行なうためのオプションです。

imagePASS/ColorPASS

アドビ システムズ社純正のPostScript3ソフトウェアを搭載したプリントコントロールサーバーです。PostScriptアプリケーションを使用するユーザーや、大量のプリントを必要とするオフィス環境に最適なオプションです。
重要
imagePASS/ColorPASSを装着すると、暗号化セキュアプリント機能は使用できません。
imagePASS/ColorPASSを使用する場合には、ジョブホールド機能は使用できません。

増設メモリTypeD(512 MB)

本製品に標準で搭載されているメモリーを増やすためのオプションです。

スーパーG3FAXボード

スーパーG3FAXボードを装着すると、ファクスの送受信ができるようになります。アプリケーションで作成された文書を直接コンピューターからネットワークを経由してファクス送信することもできます。

G3回線増設キット(2回線)

スーパーG3FAXボードの増設回線用ボードです。2回線を使用してファクスの送受信ができるようになります。
重要
下記の機能は、回線1でのみ使用できる機能です。
子機電話/ハンドセット・G2接続
FAX/TEL切替
リモート受信
着信呼出
オンフック

G3回線増設キット(3・4回線)

スーパーG3FAXボードの増設回線用ボードです。3回線または4回線を使用してファクスの送受信ができるようになります。

リモートFAX送信キット

リモートファクス送信機能を使用するためのオプションです。FAXボードを装着しなくても、同一ネットワーク上にあるFAXボードを装着した他のimageRUNNER ADVANCE製品を介してファクスを送信できるようになります。

スキャンソリューション機能拡張キット

本製品の送信機能をより便利に使うためのオプションです。次の形式で文書を送信できます。
アウトラインPDF
文書内の文字部と線画がアウトライン化されたPDFファイルです。アウトライン化することで、文字部の表示品位を保つことができます。また、Adobe Illustratorを使用すると、文字部のほか、アウトライン化された線画部を再利用できます。
サーチャブルPDF/XPS
原稿のスキャン時にOCR処理を行い、生成するPDF/XPSにテキスト情報を付加することで、全文検索を可能にするPDF/XPSファイルです。
Reader Extensions PDF
Adobe Reader上でも、注釈や電子署名の付加、変更したファイルの保存などの操作を可能にするPDFファイルです。
Office Open XML
国際標準化機関によって標準化されたMicrosoft Office文書のファイル形式です。本製品からPowerPoint形式またはWord形式で文書を送信できます。

ユーザー署名&タイムスタンプ拡張キット

本製品の送信機能をよりセキュアに使うためのオプションです。次の形式で文書を送信できます。
ユーザー署名PDF/XPS
認証局から入手した、ユーザー固有の電子証明書を使った電子署名が付加されたPDF/XPSファイルです。どのユーザーによって署名された文書かを受信者に対して証明できます。
タイムスタンプPDF
原稿のスキャン時にタイムスタンプ局から入手した時刻情報が付加されたPDFファイルです。PDFデータがスタンプされた時刻に存在していたことを受信者に対して証明できます。

HDDデータ暗号化/ミラーリングキット

HDDミラーリング機能に、HDDデータ暗号化機能を加えたオプションです。
HDDデータ暗号化は、本製品のハードディスク内に保存されるデータを暗号化することによって、大切なデータが漏洩するリスクを軽減するための機能です。

リムーバブルHDDキット

本製品のハードディスクの取り外しを可能にするオプションです。取り外したハードディスクを別の場所に保管することで、情報漏洩のリスクを軽減できます。

オプションHDD(2.5inch/160GB)

HDDデータ暗号化/ミラーリングキットでミラーリング機能を使用するときに必要となるオプションです。

オプションHDD(2.5inch/1TB)

オプションHDD(2.5inch/1TB)を本製品に標準搭載されているハードディスクと交換すると、ハードディスクの容量を1TBに増やすことができます。
本体のハードディスクを1TBにしたあと、HDDデータ暗号化/ミラーリングキットでデータをバックアップする場合は、オプションHDD(2.5inch/1TB)がもうひとつ必要です。

ジョブロック拡張キット

文書がコピー/プリントされる際に、出力紙にユーザー情報や複写制限情報を埋め込むことによって、情報漏洩のリスクを軽減するためのオプションです。文書のスキャンを制限したり(ジョブロック機能)、出力したのは誰かを特定したり(追跡機能)できます。また、QRコード/TLコード両方の埋め込みが可能です。
重要
ジョブロック拡張キットを有効にしている場合には、ジョブホールド機能は使用できません。

イメージ解析ボード

ジョブロック拡張キットで設定したジョブロック情報を検知し、出力紙の複製を制限するときに必要となるオプションです。追跡情報を解析する場合にも必要となります。また、QRコード/TLコード両方の解析が可能です。

ウェブブラウザー拡張キット

本製品のタッチパネルディスプレーでWebページの閲覧を可能にするオプションです。Webページ上にPDFファイルを登録しておくことで、プリントする機能と合わせて、コンピューターを使用することなく本製品から印刷できます。ホームページや専用のコンテンツを用意することで、PDF文書の共有も可能です。

Workflow Composer

本製品の複数の機能を組み合わせて登録し、定型業務を効率化できるオプションです。原稿をお好みのサイズに拡大/縮小して送信したり、保存されたファイルを結合して製本プリントしたりなど、複数の機能を一度の操作で実行できます。また、認証機能を使用すると、ユーザーごとにカスタマイズした設定を登録し、実行できます。

音声操作キット

音声操作機能を利用するためのオプションです。音声による説明を聞く「音声読み上げ」機能と、設定したい項目を発声して利用する「音声認識」機能を使用できます。

メモ
スーパーG3FAXボードにはファクスドライバーが同梱されています。これにより、本製品を経由してコンピューターからファクス送信できます。
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