本製品のおもなファクス送信機能

imageRUNNER ADVANCE C2230F/C2220/C2220Fは、お客様の環境やニーズに応じた最適な通信手段を提供する、新発想のカラーデジタル複合機です。
imageRUNNER ADVANCE C2220でファクス機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。
本カテゴリーの操作方法の説明は、あらかじめスーパーG3FAXボードが装着されていることを前提としています。

スーパーG3ファクス機能を搭載

多くのオフィスで利用されているスーパーG3ファクス機能に対応しています。従来のファクス機に比べて通信処理時間が短く、通信コストの削減につながります。G3回線増設キット(2回線)を装着して、回線を増設することもできます。

Fコードを使って安全に送受信する

ITU-Tの国際標準規格に準拠したFコード通信に対応しています。相手先のファクス機がFコード通信に対応していれば、Fコードとパスワードを付けて安全に文書を送信/受信できます。

ECM機能で高画質な文書を送受信する

回線ノイズなどによって起こってしまう画像の劣化を、自動的に補正して送信/受信するECM方式に対応しています。回線状況がよくないときでも、画質を損なわずに送信/受信できます。(→ECM送信を有効にする)

さまざまな形態の原稿に対応した読み込み設定

コピーするときと同じように、両面原稿やブック原稿などを読み込んだり、別べつに読み込んだ原稿をまとめて1つのデータとして送信したりできます。もちろん、原稿を読み込むときには、原稿のサイズや画質にあわせて読み取りサイズや濃度などを設定できます。

送信イメージを確認する

プレビュー機能を使って、読み込んだ画像をチェックし、送信ミスを防ぐことができます。

リモートアドレス帳から宛先を検索する

本製品はクライアント機として、ネットワーク上のサーバー機にアクセスして、サーバー機のアドレス帳から宛先を検索/指定できます。

ディレクトリーサーバー(LDAP)から宛先を検索する

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバーを使って、ネットワーク上のディレクトリーサービスから宛先を検索できます。検索した宛先は送信先として指定したり、アドレス帳に登録したりできます。

ファクスをメモリー受信する(→メモリー受信ボックス)

受信したファクス文書をプリントせずに、システムボックスに保存するように設定できます(メモリー受信)。システムボックスにメモリー受信された文書は、相手先やページ数などの詳細情報を確認したあと、好きなときにプリントしたり、別の宛先に再送信したりできます。

受信したファクスを自動的に転送する

あらかじめ設定した条件に一致するファクス文書を、指定の宛先に、お好みの送信設定で転送できます。また、受信したファクス文書を他の機器に転送する「中継」や、転送先に任意のファクスボックスを指定する「親展」が可能です。タイマーを設定して転送設定が有効になる時間を指定することもできます。さらに、本製品では、条件に一致しなかったファクス文書の転送先も指定しておくことができるので、受信した文書の仕分け配信機能として利用できます。(→転送設定を登録する)

リモートファクス機能を搭載

本製品が電話回線に接続されていなくても、リモートファクス機能を使いサーバー機を介することで、ファクスの送受信ができます。
リモートファクス送信を利用するために詳細については、「リモートファクス送信の設定をする」を参照してください。
なお、本製品をサーバー機としてリモートファクス機能を使用することはできません。FAXボードを装着した他のimageRUNNER ADVANCEシリーズが必要です。
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