ジョブロックの動作設定をする

ジョブロック機能を使用するかどうかの設定や、埋め込み情報の保持に影響を与えるジョブに対する設定などを行います。
ジョブロック機能有効時に設定できます。ジョブロック機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。
重要
ジョブロック機能は、出力紙の複製の制限を常に保証するものではありません。全面写真などの出力や、設定の組み合わせによっては、複製の制限や追跡情報が解析できないことがあります。
ジョブロック機能の使用、または使用できなかったことにより生じた損害につきましては、弊社は一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。

1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[共通]→[ジョブロックの動作設定]を押す
3.
各項目を設定→[OK]を押す
設定する項目
<ジョブロック/情報埋込機能を使用>:
[ON]:
ジョブロックの検知機能および埋め込み機能を使用します。
[OFF]:
ジョブロックの検知機能および埋め込み機能を使用しません。
<ジョブロック機能を使用>:
[ON]:
情報が埋め込まれた文書をスキャンするときに、埋込情報を検知して自動的にスキャンジョブを中止します。
[OFF]:
情報が埋め込まれた文書をスキャンするときに、無条件禁止の情報が埋め込まれた文書であっても、スキャンジョブを実行します。
<2重埋込防止設定>:
[スルー]:
コピー/プリントした文書に情報Aがすでに埋め込まれている場合はそのまま印刷して、今回追加しようとする情報Bの埋め込みは行わずにジョブを実行します。
[ジョブキャンセル]:
コピー/プリントした文書に情報がすでに埋め込まれている場合、ジョブをキャンセルします。
<ジョブロックに影響する機能の制限>:
[ON]:
埋め込んだ情報を保持するために、TLコードに影響を及ぼす機能*をグレーアウトして使用できないようにします。
[OFF]:
情報が埋め込まれた文書をコピー/スキャン/プリントしようとするときに、TLコードに影響を及ぼす機能*を設定していた場合、ジョブがキャンセルされます。このとき、タッチパネルディスプレーには、<埋め込み情報を検知したため、ジョブを中止しました。>というメッセージが表示されます。
情報が埋め込まれていない文書に対しては、通常どおりにジョブを実行します。
* 重連コピー機能や、拡大/縮小、濃度変更や印字変更が伴う、倍率、ページ集約、製本、濃度、ページ印字、部数印字などを設定する機能です。

重要
TLコードが埋め込まれた原稿を、「スキャンして送信」「スキャンして保存」に記載されている機能を使って汎用ファイル形式(PDF、TIFFなど)に変換した場合、埋め込み情報は保持されません。そのため、変換後のファイルを印刷するときは、[ジョブロックの動作設定]の設定内容が反映されません。
ジョブロック拡張キットに同梱されている情報解析ツールを使用して、埋め込まれている情報を解析することもできます。詳しくは、「情報解析ツール for MEAP」の取扱説明書を参照してください。
08HK-3H5