G4とG3について

G4 FAXボードとG3FAXボードのどちらを装着しているかにより、一部使用できる機能が異なります。本マニュアルでは、G4またはG3のどちらかのみで使える機能に対してそれぞれ、【G4】、【G3】と区別しています。
この機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。

G4について

G4 FAXボードは、ISDN回線を使用します。1本の回線に複数の受信機を接続することにより、用途に応じて受信する機械を選択できます。本体をISDN回線の受信機の1つとしてご利用になる場合は、サブアドレスを登録する必要があります。(→ご利用前に必要なこと)
サブアドレスについて:
サブアドレスとは、各通信機器を区別するための番号のことです。NTTの「INSネット64」などのデジタル回線網では、1本のISDN回線に、最大8台の通信機器(ファクス、パソコン、デジタル電話など)が接続できます。同じ番号のISDN回線に複数の通信機器が接続されている場合、そこに接続されている各通信機器は個別の番号で区別することができるようになっています。

G3(マルチ回線)について

G3回線増設キット(2回線)、またはG3回線増設キット(2回線)とG3回線増設キット(3・4回線)を追加して電話回線を増設することにより、2~4本の回線を本製品に接続できます。1回線が使用中でも、他の回線を使用できるので、送受信にかかる時間を短縮できます。また、[モデムダイヤルイン設定]を設定すると、最大8つの電話番号を利用できます。回線を増設してご利用になるには、本製品に増設回線の電話番号を登録する必要があります(→送信時に使用する回線を設定する【G3】)
回線1(標準回線):
ファクスと電話の切り替え、リモート受信、自動受信切替などの機能を利用できます。
回線2~8(増設回線):
ファクスと電話の切り替え、リモート受信、自動受信切替などの機能を利用することはできません。
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