共通セットアップメニュー(印字調整グループ)

メモ
表の見かた
太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。
アイコンについて
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プリンタードライバーでの設定を優先する項目です。
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プリンタードライバーの初期設定より、操作パネルでの設定を優先する項目です。プリンタードライバーを使う場合でも、操作パネルの設定を確認してください。
設定項目
設定値
設定内容
[スーパースムーズ]
[使わない]、[使う]
文字や図形のギザギザの輪郭をなめらかに印刷するスムージング処理を使うかどうかを設定します。
[使う]に設定すると、スムージング処理を使って印刷します。
[使わない]に設定すると、スムージング処理を使わずに印刷します。
スーパースムージングの効果は、文字やグラフィック(図・表・グラフなど)のパターンによって異なります。
[階調処理]の項目が[高階調]に設定されているときは、本項目の設定は無視され、[使わない]に設定した場合と同様に処理されます。
[階調処理]
[標準]、[高階調]
印刷するときの、データの階調処理の方法を設定します。
[標準]は、比較的安定した画質を得られるため、一般的な文書や表を印刷する場合に向いています。
[高階調]は、写真やグラデーションなどの複雑な階調を持つデータを印刷するのに向いており、「標準」に設定した場合よりもきめ細かな階調表現が可能です。
[ドラフトモード]
[使わない]、[使う]
ドラフトモードはテスト印刷をするために使用します。ドラフトモードを使用すると、トナーを節約して印刷することができます。
[トナー濃度]
-4 ~ 0 ~ +11
印刷するときの印字濃度を調整します。設定値が大きくなるほど、印字濃度が濃くなります。
[中間調選択]
[テキスト]:[解像度]、[階調]、[色調]、[高解像度]
[グラフィックス]:[解像度]、[階調]、[色調]、[高解像度]
[イメージ]:[解像度]、[階調]、[色調]、[高解像度]
印刷時の中間調の表現方法を設定します。
[解像度]に設定すると、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどを印刷するのに適しています。
[階調]に設定すると、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどを印刷するのに適しています。
[色調]に設定すると、明暗のコントラストを効かせ、安定した質感とメリハリのある階調で印刷を行うことができます。写真画像などのイメージデータを印刷するのに適しています。
[高解像度]に設定すると、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープに印刷するのに適しています。
LIPS4、LIPS LX では選択された中間調によって階調特性が異なります。
[画質警告]
[継続]、[停止]
処理に必要なメモリーが不足したときに、自動的に画質を落として印刷を継続するか、「指定した解像度では印刷できません。」というエラーメッセージを表示させて停止するかを設定します。
[継続]に設定すると、メッセージを表示せずに、自動的に画質を落として印刷します。
[停止]に設定すると、メッセージを表示して印刷を停止します。その場合、[  ](オンライン)を押すと、画質を落として印刷を再開します。
0033-11E