お読みください(無線LAN接続)(LBP7110Cのみ)

無線LAN製品ご使用時におけるセキュリティーに関するご注意
無線LANでは、LANケーブルを使用する代わりに、電波を利用してコンピューター等と無線LANアクセスポイント間で情報のやり取りを行うため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続が可能であるという利点があります。
その反面、電波はある範囲内であれば障害物(壁など)を越えてすべての場所に届くため、セキュリティーに関する設定を行っていない場合、次のような問題が発生する可能性があります。
通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、
IDやパスワードまたはクレジットカード番号等の個人情報
メールの内容
などの通信内容を盗み見られる可能性があります。
不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
コンピューターウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)
などの行為をされてしまう可能性があります。
本来、無線LANカードや無線LANアクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティーの仕組みを持っていますので、無線LAN製品のセキュリティーに関する設定を行って製品を使用することで、その問題が発生する可能性は少なくなります。
セキュリティーの設定を行わないで使用した場合の問題を十分理解した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティーに関する設定を行い、製品を使用することをおすすめします。
重要
セキュリティーについて
セキュリティーで保護されていないネットワーク環境に接続する場合は、お客様の個人情報などのデータが第三者に漏えいする危険性があります。十分、ご注意ください。
本プリンターは、次のセキュリティーに対応しています。
128(104)/64(40) bit WEP
WPA-PSK(TKIP/AES-CCMP)
WPA2-PSK(TKIP/AES-CCMP)
お使いの無線LANアクセスポイントのセキュリティーの情報については、無線LANアクセスポイントの取扱説明書を参照するか、メーカーにお問い合わせください。
本プリンターは、IEEE 802.1X認証には対応していません。
電波の強度について
無線LANは電波を使用しているため、近くで使用している無線LANアクセスポイントを検知してしまう場合があります。
手動でSSIDを入力して設定する場合、設定したアクセスポイント名(SSID)やセキュリティーの情報と一致する無線LANアクセスポイントが複数存在するときは、最も電波強度(RSSI)が強い無線LANアクセスポイントに接続します。
メモ
オフィスでご使用の場合
ネットワーク設定などについては、ネットワーク管理者にご相談ください。
無線LAN接続に必要な機器
本プリンターには無線LANアクセスポイントなどは付属していません。必要に応じて別途ご用意ください。
本プリンターを無線LAN環境で使用するには、IEEE 802.11b/g/nに準拠した 2.4 GHz帯の無線LANアクセスポイントが必要です。
詳しくは、各機器の取扱説明書を参照するか、メーカーにお問い合わせください。
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