受信したファクスを自動転送できるようにする

本体で受信したファクスを他の宛先に自動的に転送するよう設定できます。例えば別の事業所に出かけている担当者宛てに届いたファクスを、出先の事業所に自動的に転送できます。

自動転送のメリット

情報伝達の手間をなくし、転送漏れなどの人為的なミスを防ぐことができます。また、転送と同時にEメールで通知できるため、閲覧漏れの防止にも効果的です。

必要な条件

メモ
ファクスを使用できる
A事業所所長のAさんが、毎週火曜日は終日B事業所で勤務しているとします。AさんがB事業所にいる火曜日だけ、A事業所に届いたファクスはすべてB事業所に転送するよう設定します。そのあと、転送設定のリストをプリントして、正しく設定できているかどうかを確認します。
次の手順で行います。

B事業所のファクス番号登録

転送条件の設定

B事業所のファクス番号登録

1.
次の手順で設定／登録画面の項目を選択
（設定／登録）を押す
［宛先設定］→［宛先の登録］→［新規宛先の登録］を押す
2.
［ファクス］を選択
3.
次の手順でファクスの名称を入力
［名称］を押す
「B事業所」と入力→［次へ］を押す
名称のフリガナを入力→［OK］を押す
［次へ］を押す
4.
B事業所のファクス番号を入力

転送条件の設定

5.
次の手順で設定／登録画面の項目を選択
（設定／登録）を押す
［ファンクション設定］→［受信/転送］→［共通設定］を押す
［転送設定］を押す
6.
［登録］を押す
7.
次の手順で設定する条件の名前を入力
［転送条件名］を押す
設定する条件の名前を入力→［OK］を押す
8.
［転送条件］を押す→<受信手段>ドロップダウンリストを押す→［ファクス：回線共通］を選択
A事業所に届くすべてのファクスが転送の対象になります。
9.
［OK］を押す
10.
［転送先］を押す→［アドレス帳］を押す
11.
手順2で登録したB事務所のファクス番号を選択→［OK］→［次へ］を押す
12.
［転送時間指定］を押す→［期間指定］→［追加］を押す
13.
<開始時間>ドロップダウンリストを押す→［月曜日］を選択
14.
を押す→「1700」と入力
AさんがA事業所を退社する月曜日午後５時から転送条件が有効となります。この時間以降に届くファクスはB事務所に転送されます。
15.
<終了時間>ドロップダウンリストを押す→［火曜日］を選択
16.
を押す→「1700」と入力
AさんがB事業所を退社する火曜日午後５時で転送条件が無効になります。この時間以降にA事業所に届くファクスはB事業所に転送されません。
17.
転送設定画面に戻るまで［OK］を押す
18.
登録した転送条件を選択→［条件のON/OFF］を押す
登録した転送条件が有効になり、設定した時間の間は、A事業所に届くファクスはB事業所に転送されるようになります。

参考情報

転送終了通知

転送条件の登録画面で、［転送終了通知］を押して、Eメールアドレスを登録すると、転送が行われるたびに転送終了の通知メールを受け取ることができます。
［エラー時のみ通知］を選択すると、正常に転送できなかった場合のみ、Eメールに通知されます。

リストプリント

転送設定の内容をプリントアウトできます。
1.次の手順で設定／登録画面の項目を選択
（設定／登録）を押す
［ファンクション設定］→［受信/転送］→［共通設定］を押す
［転送設定］を押す
2.プリントアウトする転送条件を選択→［その他の操作］を押す
3.［リストプリント］を押す
確認画面が表示されます。
4.［はい］を押す
転送設定のリストがプリントされます。