転送の設定をする
転送とは、受信したファクス、Iファクス文書を、ファクスボックスに保存(親展)したり、他の機器やファイルサーバーなどに送信する(中継)機能です。本製品では設定した条件を満たした受信ファイルを指定した宛先に転送できます。ここでは、転送条件や転送先の登録、変更、削除の設定をできます。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020をお使いの場合、この機能を使用するために必要なオプションについては、
「各機能に必要なオプション」を参照してください。
転送条件を設定すると、受信したファイルは次のように処理されます。
*1 Fコード・パスワードが転送設定の条件に一致すれば、受信パスワードの設定にかかわらず転送します。
*2 [ファンクション設定](設定/登録)の[転送設定]で<受信ファイルの保存/プリント>を「ON」に設定した場合、転送したファイルはプリントされるか、システムボックスに保存されます。
*3 相手機から指定されたFコードやパスワードが、[ファンクション設定](設定/登録)の[転送設定]で登録した転送条件に一致しない場合は、ファイルは受信拒否されます。
*4 [ファンクション設定](設定/登録)の[転送設定]で[条件なし転送の登録]を設定した場合は、ほかのすべての転送条件に一致しなかったファイルは、条件なし転送に登録した宛先へ転送されます。
*5 紙づまりや用紙切れ、トナー切れのときに受信したファイルは、紙づまりの処理、用紙の補給またはトナーの補給後プリントされます。
*6 [ファンクション設定](設定/登録)の[エラージョブクリア]を「OFF」に設定した場合は、転送エラーになったジョブは状況確認/中止画面の[ジョブ状況]に保存されます。
*7 [ファンクション設定](設定/登録)の[転送エラージョブの処理]の設定によって、転送エラーになったファイルは次のように処理されます。
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[常にプリント]:転送エラージョブをプリントします。
[保存/プリント]:<ファクスメモリー受信を使用>、<Iファクスメモリー受信を使用>が「ON」になっているときは転送エラーファイルをシステムボックスに保存します。「OFF」になっているときはプリントします。
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*8[ファンクション設定](設定/登録)の[転送設定]で、[転送終了通知]を「ON」に設定した場合、ファイルの転送が終了するとEメールで転送終了が通知されます。
*9[ファンクション設定](設定/登録)の[転送設定]で、[転送終了通知]を「ON」に設定した場合、ファイルの転送が終了するとEメールで転送終了が通知されます。さらに、エラー時のみ通知を「ON」に設定した場合は、ファイルの転送が失敗した場合のみ、Eメールで転送失敗の旨を通知します。
*10転送先にファクスボックスを指定することで、ファクス/Iファクスの受信ファイルをファクスボックスに保存しておくことができます。
メモ
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メモリーがいっぱいになると、追加のジョブを一切処理できません。
転送設定は、最大1000件まで登録できます。
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