印字領域の上端での印字動作

実寸で印字するページフォーマット

実寸縦(Fmode 1)、および実寸横(Fmode 2)では、初期状態(電源をオンにしたときや、リセット処理が行われた状態)のときの印字領域は、iRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズの有効印字領域の上端とほぼ同じ位置になります。
先頭行(TOF行)の文字は、この位置から40ドット(300dpi)下がった位置をベースラインとして印字されます。このベースライン位置が実際の第1行目の印字位置となります。
先頭行にn倍の縦倍文字がある場合は、(n-1)行改行してから印字されます。

縮小をともなうページフォーマット

ページフォーマットFmode 3, 4, 6, 7,8では、初期状態のときの先頭行(TOF行)の印字位置は、ページフォーマットおよび用紙サイズによって異なります。それぞれのページフォーマットでの印字領域の上端は、iRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズの有効印字領域の上端から次の量だけオフセットした位置になります。
ページフォーマット
A3
B4
A4
B5
A5
はがき
10インチ→A4縦(Fmode 3)
480
480
81
20
20
20
15インチ→A4横(Fmode 4)
371
371
93
30
30
30
15インチ→B4横(Fmode 6)
33
33
20
20
20
20
B4→A4縦(Fmode 7)
597
597
198
30
30
30
B4→A4横(Fmode 8)
426
426
148
30
30
30
単位:1/300インチ
表の値は「上余白」が初期値[0]の場合です。
Fmode 3, 4, 7, 8でA3、B4、A4サイズの用紙を使用するときや、Fmode 6でA3、B4サイズの用紙を使用するときは、印字が用紙の中央にレイアウトされるように、先頭行の文字の上端をiRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズの有効印字領域の上端からのオフセット量で調整しています。
そのほかの組み合わせでは、20~30ドット(300 dpi)のオフセット量で調整しています。
先頭行(TOF行)の文字のベースライン位置は、上の表で決まる印字領域の上端の位置から文字フォントの高さだけ下がった位置になります。このベースライン位置が実際の第1行目の印字位置となります。