マクロ機能を設定する(スタートアップマクロ)

マクロ機能は、あらかじめ作成したESC/Pエミュレーションモードの印字制御のプログラムを本体のメモリーに登録し、制御命令などで実行できるようにする機能です。本体には、0~255番までの最大256種類のマクロを登録することができます。マクロの登録は、制御命令によって行います。登録されているマクロの中で、特定のマクロを選び、リセット処理が行われた後で自動的に実行させることができます。このマクロをスタートアップマクロといいます。ここでは、ESC/Pの制御命令「リセット処理ESC @」を受信した場合に、自動的に実行するマクロの番号を指定します。
【範囲】
0~255(マクロ番号)
リセット処理の制御命令を受信すると、制御命令で設定されたすべての印字パラメータおよび操作パネルで設定されたメニュー項目の一部が初期化された後、スタートアップマクロに指定したマクロが自動的に実行されます。
スタートアップマクロは、制御命令によってリセット処理が行われた場合のみ実行されます。また、その他グループのメニューの「登録レベル」が「一時」に設定されているとき、リセット処理の種類によっては登録したマクロ本体が消去され、スタートアップマクロ機能が動作しない場合があります。