水平タブ位置の設定([ESC] D)

水平タブ位置を設定します。
JIS
ESC D <タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> NUL
16進数
1Bh 44h <タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> 00h
<タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)>
左マージン位置(第1文字目の印字位置)からの文字数で水平タブ位置を指定します。
単位:
現在の文字ピッチでの文字数
範囲:
1~255(01h~FFh)
初期値:
電源オン時には漢字半角8文字ごとに設定
水平タブ位置は、左マージン位置から(文字ピッチ×文字数)インチの位置になります(文字ピッチの調整量も含みます)。
プロポーショナルピッチが指定されている場合、文字ピッチは10cpiとして設定されます。
タブ位置は、最高32カ所までで、これを超える指定は無視されます。
また、タブ位置は左から右へ順に指定します。
水平タブ位置の指定を省略した場合(ESC D NUL)、設定されている水平タブ位置がすべて消去されます。
設定した水平タブ位置への移動は、HT で実行します。
右マージンを越えるタブ位置へは移動できません。ただし、設定は有効であるため、マージンを変更してタブ位置を印字領域内とすれば使用できます。
水平タブ位置の指定順序が正しくない場合(同じ位置を指定した場合や、前のタブ位置より左を指定した場合)は、その時点で設定を終了します。
水平タブ位置の設定後に文字ピッチを変更しても、タブ位置は変化しません。