連続用紙(15×11インチ)をB4横に印刷する【15インチ→B4横:Fmode 6】

IBM5577に15×11インチの連続用紙をセットして印字するときのデータを、縮小してB4サイズのカット紙(またはB4サイズ以上の用紙)にランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。
印字データは、B4サイズのほぼ中央にレイアウトされます。

縮小率

IBM5577に15×11インチの連続用紙をセットしたときの印字範囲(横方向13.6インチ、縦方向11インチ)を、縦方向のみ約259/300倍(横方向13.6インチ、縦方向9.5インチ)に縮小します。

用紙サイズ

標準ではB4サイズを使用しますが、A3サイズでも印字できます。
B4サイズより小さい用紙を使用した場合の印字結果は保証しません。

文字の印字

10ポイントの文字フォントを使用し、行ピッチのみ縮小して印字します(文字ピッチは実寸サイズになります)。
ただし、タッチパネルによって漢字サイズが指定された場合は、そのサイズの漢字フォントになります(ANK文字は10ポイントのままです)。

イメージの印字

IBM5577のドットを拡大して印字します。
なお、横方向が実寸サイズで、縦方向のみ縮小されるため、横長のイメージになります。
たとえば、真円は横長の楕円になってしまいます。

印字領域

第1文字目の印字位置
第1文字目の印字位置は、B4サイズ(標準)では縮小率の関係でiRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズの通常の有効印字領域の左上端より、少し内側になります。
A3サイズの場合は、用紙のほぼ中央にレイアウトされるため、かなり内側となり、上下端および左端に大きな余白ができます。
印字データの折り返し位置
メニューの「印刷幅」で設定した位置(13.2インチ:初期値、13.6インチまたは8インチ)で行が折り返されます。ただし、実際にセットした用紙の有効印字領域の幅が設定した値より狭い場合は、有効印字領域内の印字データだけが印字され、有効印字領域の右端を越えたデータは印字されません。
「印刷幅を設定する(印刷幅)」
ページ長
ページ長は、初期状態の印字開始位置から11インチ(1インチあたり6行のときに66行)になります。実際の用紙上では約9.5インチです。
ページ長は、メニュー操作または制御命令で設定できますが、11インチを越える設定を行うと、印字が次のページにまたがってしまいます。また、印字データが有効印字領域の下端を越えた場合は、改ページ動作を行います。