デバイス設定 - 認証機能

部門別ID管理機能またはユーザ認証機能による、印刷管理を行います。

書式

cnjatooll {-e | -eu | -d | -p | -x | -pu | -xu} <プリンタ名>
lpr <ファイルパス>
-o CNDisableJobAccountingBW={False | True -o CNColorMode=mono}
-o CNUseCSModeJobAccount={Mode1 | Mode2}

オプション

-e / -eu / -d
認証機能の有効化または無効化を行います。スーパーユーザー権限でコマンドを実行してください。
-e:部門別ID管理機能を有効にします。
-eu:ユーザ認証機能を有効にします。
-d:部門別ID管理およびユーザ認証機能を無効にします。
-p
部門別ID管理機能を使用する場合に、プリンタに登録されているIDと暗証番号を設定します。
それぞれ入力したあと、[Enter]キーを押します。暗証番号が登録されていないときは、空欄にします。
-x
部門別ID管理機能のIDと暗証番号を削除します。
-pu
ユーザ認証機能を使用する場合に、プリンタに登録されているユーザ名と暗証番号を設定します。
それぞれ入力したあと、[Enter]キーを押します。暗証番号が登録されていないときは、空欄にします。
-xu
ユーザ認証機能のユーザ名と暗証番号を削除します。
CNDisableJobAccountingBW
部門別ID管理機能が有効化されている場合に、モノクロ印刷を指定したときは認証なしで印刷します。
CNUseCSModeJobAccount
部門別ID管理機能が有効化されている場合に、プリンタの認証方法を指定します。
Mode1:暗号化に非対応
Mode2:暗号化に対応

使用例

「sample.txt」というファイルを次の設定で印刷する
モノクロ指定時は部門管理を行わない:使用する
カラーモード:モノクロ
$ lpr sample.txt -o CNDisableJobAccountingBW=True -o CNColorMode=mono
A108-02A