仕上げ - 排紙方法

出力した用紙の仕分け方法や処理方法を指定します。

書式

lpr <ファイルパス>
-o Collate={{True | False | Group} | {Staple | StapleCollate | EcoStapleCollate | StapleGroup | EcoStapleGroup} [-o StapleLocation={None | TopLeft | Top | TopRight | Left | Right | BottomLeft | Bottom | BottomRight}]}
-o CNOutputPartition={None | rotation | offset [-o CNOffsetNum=<1束の枚数>]}
-o CNOutputFace={None | FaceUp | FaceDown}
-o CNPunch={None | Left | Right | Top | Bottom}
-o CNMultiPunch={Off | On | PUNU2 | PUNU4 | PUNF2 | PUNF4}

オプション

Collate
複数部数を印刷する場合に、仕分け方法を指定します。
True:「123・・・、123・・・」のように部単位でソートします。
False / Group:「111・・・、222・・・」のようにページ単位でグループにします。
Staple / StapleCollate / EcoStapleCollate:部単位でソートし、ステイプルまたは針なしとじで処理します。
StapleGroup / EcoStapleGroup:ページ単位でグループにし、ステイプルまたは針なしとじで処理します。
ステイプルまたは針なしとじで処理するときは、StapleLocationオプションでとじる位置を指定できます。
CNOutputPartition
部単位での仕分け方法を指定します。
rotation:回転して排紙します。
offset:ずらして排紙します。CNOffsetNumオプションで、何部ごとにずらすかを指定できます。(初期値:1)
CNOutputFace
印刷面を下にして排紙するか、上にして排紙するかを指定します。
CNPunch
パンチ穴をあける位置を指定します。
CNMultiPunch
パンチ穴の種類を指定します。
On:2穴(2穴のみ対応している機種の場合)
PUNU2:2穴(2穴以外も対応している機種の場合)
PUNU4:4穴
PUNF2:2穴(フランス式)
PUNF4:4穴(フランス式)
メモ
CNPunchオプションを指定している場合にCNMultiPunchオプションでOffを指定すると、CNPunchオプションはNoneとして処理されます。

使用例

「sample.txt」というファイルを次の設定で印刷する
印刷部数:5
排紙方法:ステイプルソート
ステイプル位置:左上(1ヵ所)
$ lpr sample.txt -o CNCopies=5 -o Collate= StapleCollate -o StapleLocation=TopLeft
A108-01X