印刷品質 - 画像処理
スムージングやシャープネスなどの処理を指定します。
使用する機種が対応している機能を指定してください。
書式
lpr <ファイルパス> -o CNLinecontrol={None | Resolution | Gradation} -o CNGradationSmoothing={None | Off | Smooth1 | Smooth2} -o CNImageRefinement={None | True | False} -o CNLineRefinement={None | True | False} -o CNAdvancedSmoothing={None | Off | Smooth1 | Smooth2} -o CNSharpness={None | -3 | -2 | -1 | 0 | 1 | 2 | 3} -o CNHyperSharpness={None | Off | Low | Middle | High | -1 | 0 | 1 | 2 | 3} -o CNOptimizeImageComp={None | On | Off} -o CNWidthAdjustment={None | On | Off} |
オプション
CNLineControl
「ライン処理」機能により、文字や線の再現性を向上させます。
解像度を優先する場合は、Resolutionを指定します。グラデーションの表現を優先する場合は、Gradationを指定します。
CNGradationSmoothing
「グラデーションスムージング」機能により、グラデーションの色の変わり目をなめらかにします。
Smooth2は、Smooth1よりもさらになめらかにします。
CNImageRefinement
「スーパースムーズを使う」機能により、文字、線、画像の輪郭を、なめらかにします。
CNLineRefinement
「細線補正」機能により、小さな文字やバーコードを太くはっきりとさせます。
CNAdvancedSmoothing
「アドバンスドスムージング」機能により、文字、線、画像の輪郭をなめらかにします。
Smooth2は、Smooth1よりもさらになめらかにします。
CNSharpness / CNHyperSharpness
「シャープネス」機能または「シャープネス(写真)」機能により、文字や画像の輪郭を強調したりぼかしたりします。
CNSharpnessオプションは、-3(弱く)~3(強く)の数値で指定します。0が標準です。
CNHyperSharpnessオプションは、-1(弱く)~3(強く)の数値で指定します。0が標準です。
CNOptimizeImageComp
「画像圧縮最適化」機能により、データの内容に合わせて可逆圧縮と非可逆圧縮を切り替えて最適化します。
CNWidthAdjustment
「太さ調整」機能により、文字や線を太く強調します。
使用例
「sample.txt」というファイルを次の設定で印刷する
ライン処理:階調優先
$ lpr sample.txt -o CNLineControl=Gradation |