印刷品質 - トナー調整

トナーの濃度や量を調整します。
使用する機種が対応している機能を指定してください。

書式

lpr <ファイルパス>
-o CNTonerDensity={None | <トナー濃度>}
-o CNTonerSaving={Auto | True | False}
-o CNDraftMode={Auto | True | False}
-o CNTonerVolumeAdjustment={None | Normal | Gradation | Text}
-o CNSmallSizeCurl={None | On | Off}
-o CNColorTonerVolumeAdjustment={None | Off | Level1 | Level2}

オプション

CNTonerDensity
トナー濃度を1(薄く)~17(濃く)の数値で指定します。9が標準です。
CNTonerSaving
「トナー節約モード」機能または「インク節約モード」機能により、データを間引いて印刷します。
CNDraftMode
「ドラフトモード」機能により、データを間引いて印刷します。
CNTonerVolumeAdjustment
「トナー印字量補正」機能より、データの内容に合わせてトナーの量を調整します。
グラフィックやCGのグラデーションが多いデータの場合は、Gradationを指定します。文字が多いデータの場合は、Textを指定します。
CNSmallSizeCurl
「小サイズカール処理」機能により、トナーの定着温度を調整することで、サイズの小さい用紙がカールして出力される問題を改善します。
CNColorTonerVolumeAdjustment
カラー印刷時のトナーの載り過ぎを防ぎたい場合に、「カラー印刷時のトナー量補正」機能によりトナー量を減らします。
色の濃い部分のトナー量を減らすときは、Level1を指定します。全体のトナー量を減らすときは、Level2を指定します。

使用例

「sample.txt」というファイルを次の設定で印刷する
トナー節約モード:使用する
トナー印字量補正:テキスト優先
$ lpr sample.txt -o CNTonerSaving=True -o CNTonerVolumeAdjustment=Text
A108-028