ドライバUIからPostScriptファイルを印刷する際の注意事項

アプリケーションから出力したPostscriptファイルをドライバUIで印刷する場合、設定内容によっては、意図した印刷結果にならない場合があります。意図した結果にならない場合には、アプリケーションからPostscriptファイルを出力する際に、印刷設定をデフォルト(初期値)のまま作成してください。
以下に例としていくつかの設定項目を取り上げ、アプリケーションとドライバUIで重複して設定した場合の想定結果を示します。
設定項目
設定内容
想定される結果
[ページレイアウト]
4ページ/枚
「4ページ/枚」を再度「4ページ/枚」で印刷することになるため、「16ページ/枚」に似た結果になる
[印刷範囲]-[ページ範囲]
1,3,5
原文5ページの場合、結果として1,3ページ目のみ印刷される
[印刷ページ]
奇数ページ/偶数ページ
原文10ページの場合、結果として1,5,9ページ目のみ印刷される
[逆順印刷]
逆順印刷を2回実行することになるので、正順印刷になる
[印刷部数]*
2
原文10ページの場合、10ページx2部x2部で40ページ印刷される
メモ
印刷部数に複数部数を指定した場合、アプリケーションによっては、1部分のページデータのみのPostscriptファイルが作成されることがあります。この場合には、ドライバUIで重複して複数部数の指定をしても、アプリケーションで指定した部数のみ印刷されます。
A108-019