必要なモジュールを個別でインストールする
コマンドを使用して、必要なモジュールを個別にインストールします。インストーラが使用できない場合は、この手順でインストールしてください。
この手順で正しくインストールできない場合は、Readmeファイルでインストールに関する制限事項などを参照してください。
事前条件
ドライバをインストールするコンピュータが、インターネット環境に接続している
スーパーユーザー権限である
sudoコマンドまたはsuコマンドを実行してから操作してください。
インストールに必要なモジュールの準備
ドライバの最新版は、キヤノンホームページ(https://canon.jp/)からダウンロードしてください。
ダウンロードしたドライバは、使用するコンピュータに解凍しておいてください。
操作手順
Red Hat系ディストリビューションの場合、またはDebian系ディストリビューションの場合それぞれの手順を示します。
インストールするモジュールのファイル名で、「x.xx」はバージョンを示します。
コマンドの実行例では、指定するファイルが格納されているディレクトリに、cdコマンドで移動した場合の例を示しています。
Red Hat系ディストリビューションの場合
1.
プリンタドライバモジュールをインストール
32ビット環境の場合
# rpm -ivh cnrdrvcups-carps2-x.xx-1.i386.rpm |
64ビット環境の場合
# rpm -ivh cnrdrvcups-carps2-x.xx-1.x86_64.rpm |
2.
CUPSを再起動
次のどちらかのコマンドを使用してください。
# /etc/init.d/cups restart |
または
CUPSの再起動が完了したら、プリンタを登録してください。CUPSの再起動が完了するまでは、プリンタを登録しないでください。
Debian系ディストリビューションの場合
1.
プリンタドライバモジュールをインストール
32ビット環境の場合
# dpkg -i cnrdrvcups-carps2_x.xx-1_i386.deb |
64ビット環境の場合
# dpkg -i cnrdrvcups-carps2_x.xx-1_amd64.deb |
2.
CUPSを再起動
次のどちらかのコマンドを使用してください。
# /etc/init.d/cupsys restart |
または
使用しているOSやディストリビューションによっては、rpmパッケージ用のコマンドを使用する必要があります。
CUPSの再起動が完了したら、プリンタを登録してください。CUPSの再起動が完了するまでは、プリンタを登録しないでください。
関連項目