ファクス
ファクス受信~imageRUNNER ADVANCEへの保存が可能~
ファクス受信ソリューションの代表的なものは、ペーパーレスです。受信文書を電子化して紙を減らすことにより、紙のコスト削減、電子文書管理、受信データの再利用などユーザーの様々な課題解決に対応できます。
ペーパーレスの第一ステップは、imageRUNNER ADVANCEのシステムボックスです。システムボックスとは、ファクス・インターネットファクス・イントラネットファクス文書をメモリー受信して一時的に保存するためのメモリー領域です。受信した文書は、以下のことができるようになります。
システムボックスの特長
システムボックスの格納領域は「メモリー受信ボックス」と呼ばれます。すべてのメモリー受信ボックスは「メモリー受信ボックス」1箇所に集まるため、一元管理ができます。
蓄積文書数は、メモリー領域の空容量に依存します。最大1500文書または6000ページまで蓄積できます。この数値は、メモリー領域をシステムボックス以外の用途で使用しない場合に限ります。
システムボックス内の受信文書は、独自のファイル形式で保存されています。
システムボックスのメリット
プリント不要なファクス受信は、コンピューター上で閲覧後、紙出力をせずに削除できるため、紙代、トナー代、保守等ランニングコストを節約できる。
席を離れずファクス内容を確認できるので、作業効率が向上する。
複数の人がコンピューターで受信文書を共有できるため、必要な人が必要に応じて自ら閲覧できる。
消耗品が切れても受信文書をコンピューターで閲覧できるので、急ぎの場合も安心。
ファクス受信 親展受信
ファクスボックスとは、システムボックスと同様にファクス・インターネットファクス・イントラネットファクス文書をメモリー受信して一時保存するためのボックスの一種です。
システムボックスとの違いは、送信元の基本登録番号別に受信文書の格納場所を50箇所まで振り分けられる機能、ならびに格納場所を開くための暗証番号を設定できる機能にあります。
以上のことからファクスボックスは、特定の受信者以外に文書を見られないようにセキュリティーをかける親展受信を可能にします。暗証番号を知る受信者のみ、以下のことができます。
ファクスボックスの特長
ファクスボックスへの保存は、ファクス受信転送の転送先をファクスボックスに設定することにより、行なわれます。転送するには、あらかじめ設定した転送条件と合致することが必要であり、転送条件と合致しない受信文書は、ファクスボックスに保存されません。
機密保持を考慮し、受信文書は再送信できません。
ファクスボックスのメリット
暗証番号を運用して親展受信ができるので、機密保持に役立つ。
特定の相手からのファクス受信を50種類まで自動仕分けできるので、受信にまつわる業務の効率が向上する。
席を離れずファクス内容を確認できるので、作業効率が向上する。