用紙の補給
用紙を補給する方法について説明します。
用紙のカールに関する注意事項
紙づまりや印字不良が起こる場合、多くは用紙がカールしていることに原因があります。用紙のかたさやカール方向、カールの大きさは本製品が用紙を搬送する際に大きな影響を与えます。用紙をセットする際は、以下の内容をよくお読みになり、必ず用紙のカール量を補正してください。
カールの補正
カールによる不具合を防ぐために、用紙のカールを適正量におさめる必要があります。
用紙の種類・厚さによって不具合が発生するカール量が異なります。以下を参考にし、カール量が適正範囲内におさまるよう用紙のカールを補正し、用紙を再セットしてください。
カール測定方法
用紙を水平な場所に置き、搬送方向先端に定規をあてて両端のカール量を測定します。下カールの場合は、用紙を上下反対にして測定してください。
垂直カールの測定方法
* 搬送方向
平行カールの測定方法
* 搬送方向
搬送方向に対するカール補正の推奨範囲
搬送方向に対し垂直にカールしている場合の推奨範囲
5 mm以下を推奨します。ただし、164 g/m2以上の用紙またははがきの場合、下カールは推奨しません。
搬送方向に対し平行にカールしている場合の推奨範囲
5 mm以下を推奨します。ただし、厚紙(164 ~ 300 g/m2)の場合、カールしている用紙は使用することができません。