アクセス権限を設定する
アクセス権を持つユーザーだけが本機を利用できるようにして、第三者の不正使用を防ぎます。アクセス権は、システム管理者と一般ユーザー、リモートUIそれぞれに設定します。アクセス権が設定されていると、印刷や設定変更をするときに、IDやパスワードの入力が必要になります。
「部門ID」と呼ばれるアカウントには管理者専用のシステム管理部門IDと一般ユーザー用の部門IDがあります。システム管理部門IDはいわばフルアクセス権限を持つアカウントで、ユーザー部門IDは印刷を管理するためのアカウントです。また、「リモートUIアクセス暗証番号」を設定することで、リモートUIの使用も制限することができます。
システム管理部門ID
フルアクセス権限を持つアカウントです。この部門IDを設定すると、＜ネットワーク設定＞や＜システム管理設定＞といった設定項目にアクセスするにはシステム管理部門IDによるログイン操作が必要になります。管理者と一般ユーザーとで権限レベルに差をつけたいときに設定します。システム管理部門IDは1つしか登録できません。
一般ユーザーの部門ID（部門別ID管理）
ユーザー部門IDは複数設定することができ、ユーザー（またはグループ）ごとに使い分けることが可能です。ユーザー部門IDが有効なときに本機を操作しようとするとログイン画面が表示されますので、自分の部門ID（またはシステム管理部門ID）を使ってログイン操作します。印刷の使用状況についても部門ID別に集計できますので管理の一助となります。
リモートUIの暗証番号（ リモートUIアクセス暗証番号）
リモートUIを使うための暗証番号です。暗証番号を知っているユーザーだけがリモートUIにアクセスできるようになります。