相対座標P1P2入力命令(IR)

ハードクリップ領域を中心とし、スケーリングポイントP1、P2を設定します。
JIS
IR《P1のX座標(sd),P1のY座標(sd)》《,P2のX座標(sd),P2のY座標(sd)》;
16進数
49h 52h《P1のX座標(sd),P1のY座標(sd)》《,P2のX座標(sd),P2のY座標(sd)》3Bh
《P1のX座標(sd)》《P1のY座標(sd)》
スケーリングポイントP1の位置をハードクリップ領域の比率で指定します。
《P2のX座標(sd)》《P2のY座標(sd)》
スケーリングポイントP2の位置をハードクリップ領域のパーセント値で指定します。
P2の指定を省略し、P1だけを指定した場合、P2はP1と同じ増分で元の位置から移動します。したがって、P1、P2間のX/Y方向の距離は、本命令の実行前と同じになります。
P1およびP2は、作図データの用紙サイズの最大座標範囲に関係なく設定できます。
なお、P1およびP2のパラメータを省略すると、P1、P2の位置は現在の用紙サイズの初期状態の位置に戻ります。
本命令による設定が有効な場合、ステータスバイトのビット1を設定します。
2K4Y-0LF