エクスポートの制限事項

キャビネットの制限
Data Converter Exporterからエクスポート対象として選択できるキャビネットには、次の制限があります。
制限事項
制限内容
Data Converter Exporterに一度に登録できる最大キャビネット数
100件
エクスポートできるキャビネット
個人キャビネット
共有キャビネット(WG)
DAOキャビネット
エクスポートできないキャビネット
共有キャビネット (EP)
エクスポート元キャビネット内フォルダーの制限
Data Converter Exporterからエクスポート対象として選択できるキャビネット内フォルダーには、次の制限があります。
制限事項
制限内容
エクスポートできないフォルダー(個人キャビネット/共有キャビネット(WG))
読み込み/書き込みの権限がないフォルダー
接続ユーザー以外のユーザーごみ箱フォルダー
エクスポート先フォルダーの制限
Data Converter Exporterから指定できるエクスポート先フォルダーには、次の制限があります。
制限事項
制限内容
エクスポート先フォルダーの最大パス長
63文字
フォルダー名の使用禁止文字
~ ! @ % ^ & * { } [ ] + = | ‘ < > ? , / ; " :
無効なエクスポート先フォルダー
読み込み/書き込みの権限がないフォルダー
配下にファイルおよびサブフォルダーが存在するフォルダー
エクスポートされるフォルダーの制限
エクスポートを行うと、Data Converter Exporterで選択したエクスポート先フォルダーの直下にエクスポート元のキャビネット名が付けられたフォルダーが生成されます。
エクスポート元のキャビネット内のフォルダーは、上記のキャビネット名フォルダー以下にエクスポートされます。
これらのエクスポートされるフォルダーには、次の制限があります。
制限事項
制限内容
キャビネット名フォルダーの最大パス長
143文字
上限値を超える場合は、フォルダー名の末尾が削除されます。
分割パスフォルダーを適用しない最大パス長
169文字
キャビネット名フォルダーを含む最大フォルダー階層
50階層
分割パスフォルダー内の最大サブフォルダー数
2000件
フォルダー名の制限
Desktopで制限される文字列の場合は、先頭の文字を「-」に置換
Desktopで使用禁止文字とされる文字は、「-」に置換
キャビネットで使用されていた「ごみ箱」は「移行前のごみ箱」に変換
次のフォルダー名がキャビネット内にあった場合、先頭の文字を「-」に置換してエクスポート
dtConverter.iwu, dtConverter.iwr
先頭の文字を「-」に置換することで別の禁止文字列に該当する場合は、フォルダー名の末尾の文字を「!」に置換
重要
フォルダー名が長いことが理由でフルパスが169文字を超える場合、分割パスフォルダーを作成せずに、フォルダー名を末尾から削除してエクスポートする場合があります。
メモ
分割パスフォルダー
エクスポートで作成されるフォルダーパスが169文字を超える場合、キャビネット名フォルダーの直下に自動的に作成された分割パスフォルダー以下に継続してエクスポートします。
分割パスフォルダーのフォルダー名は、「@DivPath_n」(nには連番が入ります)になります。
分割パスフォルダーが作成されると、分割パスフォルダーの直下に移行元のフォルダー階層を記載したテキストファイルが自動的に作成されます。テキストファイル名はフォルダー名と同じ「@DivPath_n.txt」(nには連番が入ります)になります。
分割パスフォルダー内で更にフォルダーパスが169文字を超えた場合、分割パスフォルダー以下に更に分割パスフォルダーが作成されます。
エクスポート後のフォルダーの「作成日」/「更新日」はエクスポートした日時となります。
文書の制限
エクスポートされるキャビネット内の文書には、次の制限があります。
制限事項
制限内容
イメージ文書の上限サイズ
1.9 GB
上記を超える容量の文書は、文書名1~9999に分割してエクスポート
イメージ文書の下限サイズ
3 ポイント × 3 ポイント
3 ポイント × 3 ポイント以下の場合、エクスポートされたイメージ文書はPDF文書への変換ができません。
エクスポートできない文書(DAOキャビネット)
1ページのデータサイズが1.9 GBを超えるイメージ文書
画像ではないページを含む複数ページのイメージ文書
空のバインダ文書
文書名
最大パス長を超えた場合、文書名末尾から削除
文書名の重複がある場合、文書名の末尾に(1)~(9999)を付加
Desktopで制限される文字列の場合は、先頭の文字を「-」に置換
Desktopで使用禁止文字とされる文字は、「-」に置換
キャビネット内に次の文書名の文書が存在する場合、先頭の文字を「-」に置換
@DivPath.txt
先頭の文字を「-」に置換することで別の禁止文字列に該当する場合は、文書名の末尾の文字を「!」に置換
拡張子
次の拡張子の文書がキャビネット内に存在する場合は、拡張子を空白に変換してエクスポート
*.iwu、*.iwr、*.iwn、*.iwx、*.grb、*.tmp、*.~lock
メモ
エクスポート後の文書の「作成日」/「アクセス日」はエクスポートした日時となります。
エクスポートした文書の「更新日」については、エクスポート元での内容が反映されます。
セキュリティーの制限
エクスポートしたフォルダー/文書にはパスワードロックや暗号化などの情報が含まれません。必要に応じて、エクスポート先フォルダーでセキュリティーの設定を行ってください。
ユーザーインデックスの制限
ユーザーインデックスの選択肢は、選択した値のみエクスポートされます。
Document Managerの「日付」型ユーザーインデックスの内容は、登録された日付の0:00:00です。
日付/時刻は、Data Converter Exporterを実行するコンピューターのタイムゾーンを利用してUTC変換され、「YYYY-MM-DD HH:MM:SS.mmm」の書式でエクスポートされます。このとき、夏時間は適用されません。
Document ManagerとDesktopでは、サポートする日付範囲に次のような差があります。
Document Manager
1753/01/01 ~ 9999/12/31
Desktop
1900/01/01 ~ 8900/12/31
メモ
エクスポートされた文書のプロパティーに、Desktopの制限範囲外の日付が含まれる場合、文書をDMデータライブラリーから他のライブラリーにコピーすると次のように動作します。
コピー先がマイトレイの場合:コピー時にエラー
コピー先がマイトレイ以外の場合:コピー時にプロパティーが削除
ユーザーインデックス名の制限
ユーザーインデックス名は、所属するユーザーインデックスグループによって次のようにエクスポートされます。
Defaultグループ(キャビネット作成時にできるユーザーインデックスグループ)に所属するユーザーインデックス
次の条件が該当する場合、「Default/<ユーザーインデックス名>」に置換
ユーザーインデックス名が次の文字列に等しい
別名を含むシステムインデックス名
「タグ」のプロパティー名
「作成者」のプロパティー名
「コメント」のプロパティー名
ユーザーインデックス名が次の文字列で始まる
GL_
※上記の条件に該当しない場合、元のユーザーインデックス名のままエクスポートされます。
Defaultグループ以外のユーザーインデックスグループに所属するユーザーインデックス
「<ユーザーインデックスグループ名> / <ユーザーインデックス名>」に置換
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