データベースの有効範囲の設定、管理について

ネットワークライブラリー(データベース)内のフォルダーに、データベースを使用して管理するかどうかを個別に設定できます。データベースの管理対象にする文書は、ライブラリーやフォルダー単位で設定できます。データベースの管理対象外に設定すると、その階層にデータベース除外設定ファイル(exclude.iwu)が作成され、その階層以下がすべてデータベース管理対象外となります。
重要
同一のフォルダーを他のユーザーがネットワークライブラリー(データベース)として利用している場合、設定を変更すると他のユーザーのネットワークライブラリー(データベース)にも変更が反映されます。設定の変更は、Desktopの管理者が行ってください。
メモ
設定の対象となるのは、ネットワークライブラリー(データベース)のみです。ネットワークライブラリー(データベース)については、次を参照してください。
ネットワークライブラリー(データベース)内に大量の文書が登録されていると、Desktopの動作が不安定になることがあります。この場合、文書数の多いライブラリーやフォルダーをデータベースの管理対象外にしてください。
監視対象外に設定したネットワークライブラリー(データベース)やフォルダーでは、次の機能が利用できません。
注釈テキストの内容で文書を検索する
データベース内のプロパティー情報を使用して検索する
データベース内のプロパティー情報を使用した検索では、ファイル名、拡張子、作成日時、更新日時、ファイルサイズが検索できます。
1.
[ファイル]メニュー > [オプション] > [データベースの有効範囲の設定]を選択します。
[データベースの有効範囲の設定]ダイアログボックスが表示されます。
2.
[データベースの管理対象フォルダー]からデータベースの管理対象外にするライブラリー、またはフォルダーのチェックマークを外します。
チェックマークを外したライブラリー、またはフォルダーは[除外フォルダーの一覧]に表示されます。
メモ
ライブラリーやフォルダーに下階層がある場合は、ライブラリーやフォルダーをクリックして表示される  をクリックして表示できます。
ライブラリーやフォルダーを選択すると、管理対象になっている文書数がライブラリーやフォルダー名の右に表示されます。ただし、設定を変更した直後はすぐに反映されず、(?)や(0)が表示されることがあります。
ライブラリーやフォルダーを選択すると、管理対象外になっているライブラリーやフォルダーが[除外フォルダーの一覧]に表示されます。
下階層を持つライブラリーやフォルダーを管理対象外にすると、その下階層のフォルダーも管理対象外に設定されます。
上階層のライブラリーやフォルダーを管理対象外にして、下階層のライブラリーやフォルダーだけを管理対象にすることはできません。
ネットワークライブラリー(データベース)の下階層にある、次のライブラリーやフォルダーを管理対象にすることはできません。
個人ライブラリー
DMデータライブラリー
ファクス送信履歴オプション(別売)の送信履歴データの保存場所として指定したフォルダー
送信履歴データの保存場所は、[ファクス送信履歴の設定]ダイアログボックスの[保存場所]で確認できます。詳細は次を参照してください。
3.
[OK]をクリックします。
重要
データベースを有効に変更する場合は、有効時にチェックマークが付いていても、再度データベースの有効範囲の設定を行うとチェックマークが外れる場合があります。これは、設定フォルダー以下のデータベースの有効設定が読み込めないためです。任意の設定になっているか再度[データベースの有効範囲の設定]ダイアログボックスで確認してください。
メモ
データベース除外設定ファイル(exclude.iwu)を直接別のフォルダーへコピーや削除しても、設定が可能です。
データベース除外設定ファイル(exclude.iwu)が保存されているフォルダーを同じライブラリー内で移動した場合、環境によっては移動先でデータベース除外設定ファイル(exclude.iwu)が削除されます。移動後にデータベース除外設定ファイル(exclude.iwu)を確認してください。
データベース除外設定ファイル(exclude.iwu)が保存されているフォルダーをコピー、または異なるライブラリーに移動した場合、データベース除外設定ファイル(exclude.iwu)はコピー先/移動先で削除されます。

ネットワーク(データベース)の設定例を示します。

※User AのFolderBとUser BのFolderBは同一フォルダーです。
FolderAにデータベース除外設定ファイル(exclude.iwu)がある場合
User Aのデータベース管理対象外:FolderA, FolderB, FolderC
User Bのデータベース管理対象外:なし
FolderA, FolderCにデータベース除外設定ファイル(exclude.iwu)がある場合
User Aのデータベース管理対象外:FolderA, FolderB, FolderC
User Bのデータベース管理対象外:FolderC
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