地紋印刷

コピーされると浮かび上がるテキストを隠し文字列として原稿の背景に埋め込んで印刷することができます。
地紋のテキスト(コピー後に浮かび上がる部分)と背景(コピー後に消える部分)の濃度を均一にして地紋印刷を行うと、印刷物のときは均一な背景模様に見えて、テキストは目立ちません。しかし、印刷物がコピーされると、背景模様は複写機に読み取られずに消えて、テキストのみが浮かび上がります。
文書が原本でないことを示す文字列([コピー禁止]、[無効]など)や配布先の情報等をテキストとしてプリンターで印刷される文書に埋め込むと、それらの文書がコピーされたときに浮かび上がり、原本とコピーの区別ができます。その結果、不正な情報流出の抑止や、複写元の特定が可能になります。