動作モードについて

本機は、キヤノン独自のLIPSモードと、IBM PC/AT互換機(DOS/Vパソコン)のESC/Pエミュレーションモードの 2 種類の動作モードを標準で内蔵しています。さらにオプションのコントロールROMを装着すると、その他のエミュレーションモードを追加することができます。本機が印刷データを受信すると、データに応じた動作モードに自動的に切り替えて印刷しますので、通常はお買い上げ時の設定のままでご使用いただけます。
LIPSモード
LIPSは、LBP Image Processing Systemの略で、キヤノンが独自に開発したページプリンターをコントロールするためのコマンド体系です。WindowsやmacOSでは、付属のプリンタードライバーをインストールすると、自動的にLIPSモードで印刷します。LIPS II対応アプリケーションを使用する場合、従来のレーザーショットシリーズで行った印刷とは解像度が異なります。
ESC/Pエミュレーションモード
IBM-PC/AT互換機(DOS/Vパソコン)、AXパソコンで標準的に使用されているESC/P準拠プリンターの動作をエミュレートする(まねをする)モードです。このモードではESC/P対応したアプリケーションからの印刷ができます。セイコーエプソン(株)が提唱するESC/P-J84のコマンド体系に準拠しています。
  ESC/P準拠プリンターとの違い
その他のエミュレーションモード
コントロールROMを取り付けることにより、PC-9800シリーズ、PS/55シリーズ、HP-GL、HP-GL/2対応のアプリケーションから印刷できるようになります。
 
動作モードの設定を変更するには
動作モードの詳細情報
 
コントロールコマンドリスト
本機が標準で対応している 2 つのコントロールコマンド(LIPS、ESC/Pエミュレーション)の機能、書式、コード、パラメータについては、オンラインマニュアルサイトで各動作モードのマニュアルを参照してください。LIPSコントロールコマンドのさらに詳細な書式、使用例については、「プログラマーズマニュアル」を参照してください。
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