漢字コード


JIS、シフトJIS、EUC、DEC

プリントするデータの漢字コード体系に応じて、漢字コードを設定します。
通常は[JIS]に設定しておきますが、[JIS]以外の設定値は次のような場合に設定します。

[シフトJIS]

アプリケーションソフトを使わず、MS-DOSのテキストデータをそのままプリントするとき

EUC(Extended Unix Code:UNIX拡張コード)

UNIXをOSとするワークステーションやコンピューターを使用するとき

DEC(DECコード)

DEC漢字コードを採用しているワークステーションを使用するとき
各漢字コードの文字セットは、次のようにG0~G3の割り当てテーブルに割り当てられます。
シフトJIS
JIS
EUC
DEC
G0
半角英数字
半角英数字
半角英数字
半角英数字
G1
半角カナ
半角カナ
全角漢字
半角カナ
G2
全角漢字
全角漢字
半角カナ
全角漢字
G3
漢字縮小
漢字縮小
全角漢字
全角漢字
GL
G0
G0
G0
G0
GR
G1
G1
G1
G3
ペア
G0~G1
G0~G1
解除
解除

重要
[シフトJIS]に設定すると、LIPSのC1制御命令は使用できなくなりますが、ビット長を7ビット形式で送信すれば、LIPSのコマンドとして動作します。
本項目で漢字コードを設定するということは、漢字コード体系に応じて文字セットを割り当てテーブルに割り当てるということです。JISで規定されていない拡張文字などはプリントされません。
上記以外の漢字コードを使用する場合は、アプリケーションソフト側で文字セットを割り当ててください。
メモ
指定された文字セットが存在しない場合は、近い属性の文字セットを使用してプリントされます。
JIS漢字コードには「新JIS」と「旧JIS」があります。新JISと旧JISの切り替えは、「漢字グラフィックセット 」で設定します。
UNIXではEUCを採用していますが、中にはOSのデバイスドライバがJIS漢字コードなどに変換するものもあります。詳しくは、コンピューターの操作説明書を参照してください。
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