おもな仕様

インスペクションシステムのおもな仕様は以下のとおりです。

imagePRESS C10010VP/C9010VP

imagePRESS C10000VP/C8000VP

PRISMAsync

imagePRESS Server

種類 1 2	対応するプリンターで使用できる用紙に準じます。
坪量 1 2	対応するプリンターで使用できる用紙に準じます。
サイズ *2	インスペクションシステムが対応している用紙サイズは以下のとおりです。ここに記載されているサイズのうち、対応するプリンターで使用できるサイズの用紙に印刷した画像や文字、バーコードを検査できます。定型用紙サイズ： B5 (257 mm x 182 mm) ～ 330 mm x 483 mm ユーザー設定サイズ：搬送方向：182 mm ～ 487.7 mm 主走査方向：139.7 mm ～ 330.2 mm

以下の用紙に印刷した画像や文字、バーコードは検査できません。

フィルム / インデックス紙 / 封筒 / 長方形でない用紙 (角に丸みがある用紙、角を切り落とした形状の用紙など)

上記以外の種類の用紙についても、裏面が透ける用紙、地色、地紋、透かしがある用紙など、用紙の特性や状態によっては正しく検査できないことがあります。これらに該当する用紙を使用する場合は、担当サービスにお問い合わせください。

検査を行わない場合は、対応するプリンターで使用できるすべての用紙を使用できます。

インスペクションシステムで検査できる1部あたりの用紙の最大枚数は、以下のとおりです。

インスペクションシステムが行う検査の対象と性能は以下のとおりです。

*1	汚れの周囲の画像のコントラスト、画像の特徴によっては、検出できないことがあります。

検出範囲	0.1 ～ 3 mm

フォントは登録してから利用する必要があります。

種類	OCR-A OCR-B
サイズ	8 ～ 24 pt （数字のみ6 ～ 24 pt）
文字種	数字英大文字（O（オー）を除く）記号８種　# , - / < > ( )
最大桁数	30文字
文字条件	文字色：黒背景：白余白：上下左右5 mm以上10 mm以下文字間：0.35 mm以上1.7 mm以下
最大領域数	30箇所/表裏それぞれ

種類	一次元バーコード Code39、Code93、GS1-128、JAN/EAN、ITF、NW-7 (codabar)、UPC-A、UPC-E 二次元バーコード QRコード、PDF417、DataMatrix
サイズ	一次元バーコードナローバー幅：0.3 mm以上0.762 mm以下二次元バーコード QRコード / DataMatrix：セルサイズ 0.35 mm以上0.762 mm以下 PDF417：セルサイズ 0.35 mm以上0.508 mm以下
データ条件	色：黒背景：白
余白	一次元バーコード Code39 / Code93 / GS1-128 / ITF：左右の余白下限5 mmとナローバー10本分の幅の大きい方、上限10 mm JAN/EAN / NW-7(codabar) / UPC-A / UPC-E：左右の余白下限5 mmとナローバー7本分の幅の大きい方、上限10 mm 二次元バーコード上下左右 5 mm以上 10 mm以下
最大データ量	一次元バーコード英数字20文字まで二次元バーコード QRコード：数字2524文字 / 英数字1530文字 / 漢字647文字(各文字種　バージョン36で表現可能な文字数まで) DataMatrix：数字1392文字 / 英数字1042文字(各文字種　セル数96x96で表現可能な文字数まで) PDF417：数字1200文字 / 英数字800文字
最大領域数	30箇所/表裏それぞれ

両面検品

用紙の両面に印刷された画像を検査できます。

排出紙の振り分け

検査結果に問題のある出力紙を大容量スタッカーのトップトレイに排出し、問題のない出力紙を指定した出力先に排出します。(オプションの大容量スタッカー装着時のみ)

ジョブリカバリー

検査の途中で検査結果に問題のある画像があった場合に、問題のあった画像を含むページ以降の検査を自動で再実行できます。(紙づまりが発生したときなど、状況によってはリカバリーできないことがあります。)