トラブルシューティング (アドレス帳管理機能)

ここでは、アドレス帳管理機能の操作中にトラブルが生じた場合の対処方法について説明します。
メモ
本ソフトウェアのトラブルについては、以下に記載されているトラブルシューティングもあわせて参照してください。
プリンターのタイプについては、以下を参照してください。
プリンターのタイプと該当機種 (別タブに表示します。)
目的のプリンターがプリンター選択画面に表示されない
原因
プリンターの探索後、または本ソフトウェアにデバイス情報をインポートしたあとに、ビルトインタスク(アドレス帳機能チェック)を実行していない可能性があります。
対処
目的のプリンターがアドレス帳管理機能に対応しているかどうかを確認します。判定されていない場合は、ビルトインタスク(アドレス帳機能チェック)を実行してください。詳細は、以下を参照してください。
宛先を登録できない
原因1
必須項目が入力されていません。
対処
宛先の登録時には、必須項目の入力が必要です。[宛先の種類]によって必須項目は異なります。必須項目が入力されているかどうかを確認してください。詳細は、以下を参照してください。
原因2
入力文字数の上限を超えて入力しようとしています。
対処
[名称]や[フォルダーへのパス]、[パスワード]など、入力文字数制限がある項目があります。以下を参照して、各項目の文字数が制限を越えていないかどうかを確認してください。
宛先表やワンタッチに宛先を登録できない
原因1
登録できる宛先数の上限を超えています。
対処
宛先表に登録できる宛先数は1600件です。ワンタッチに登録できる宛先数は200件です。不要な宛先を削除してから、再度宛先を登録してください。
一部の宛先をインポートできない
原因
インポートするファイルの記述に不備があります。
対処
インポートするファイルの記述が正しいかどうかを確認してください。詳細は、以下を参照してください。
正しい認証情報を本ソフトウェアに登録しているのに、タスクが成功しない
原因1
プリンター側の設定が不足しています。
対処
プリンターの設定を確認してください。詳細は、以下を参照してください。
原因2
Type Iのプリンターの場合は、プリンターの[機能毎受信制限]の[アドレス帳]または[宛先表]が[OFF]になっていません。
対処1
プリンターの[設定 / 登録]画面または[初期設定 / 登録]画面から行う[機器情報配信の設定]で、[機能毎受信制限]の[アドレス帳]または[宛先表]が[OFF]に設定されているかどうかを確認してください。[ON]になっている場合は、[OFF]に設定し、プリンターを再起動してください。
対処2
タスク作成時に、[設定]タブで[アドレス帳へのアクセスを有効にするために再起動が必要な場合、タスクの実行前に再起動を行う]にチェックマークを付けて、タスクを実行してください。
ただし、専用ポートを使った通信ができないプリンターの場合は、[対処1]に従ってください。
原因3
タスクの実行時に、タスクの対象となるプリンターで宛先表が開かれています。
対処
タスクの実行時には、タスクの対象となるプリンターの宛先表を閉じてください。
原因4
他のユーザーがプリンターを操作中、または他のプリンターが対象プリンターと通信中です。
対処
タスクの実行時には、タスクの対象となるプリンターで、[設定 / 登録]画面または[初期設定 / 登録]画面を閉じてください。また、プリンターの使用頻度が少ない夜間などにタスクが実行されるように、実行スケジュールを調整してください。
原因5
アドレス帳配信のタスクの実行時に、タスクの対象となるアドレス帳、または、アドレス帳内の宛先表やワンタッチが削除されていました。
対処
必要に応じて、アドレス帳、または、アドレス帳内の宛先表やワンタッチを再度作成してください。
原因6
ジョブが予約されているプリンター(タイマー送信などが設定されているプリンター)に対して、本ソフトウェアからタスクを実行すると、タスクがエラー終了することがあります。
対処
対象プリンターに予約ジョブがないことを確認してから、タスクを実行してください。
原因7
ログインアプリケーションが稼働しているプリンターの場合、タスク実行時にプリンターが完全に起動していなかった可能性があります。
対処
ログインアプリケーションが稼働しているプリンターでは、プリンター起動時に認証サーバーと正常に通信できない場合、プリンターが完全に起動するまでに時間がかかることがあります。このような状態のときは、操作パネルやリモートUIが使用できる状態になっていても、内部的な起動処理が完了していないことがあるため、30分以上経ってからタスクを再実行してください。
原因8
Type I以外のプリンターに、2つ以上の宛先表を含むアドレス帳を配信しようとしました。
対処
Type I以外のプリンターに配信できるのは[宛先表 1]と[ワンタッチ]のみです。アドレス帳とプリンターの組み合わせを修正してください。詳細は、以下を参照してください。
原因9
宛先に設定した[番号]が、配信対象プリンターの宛先に設定できる範囲を超えています。
対処
宛先の[番号]を、配信対象プリンターの宛先に設定できる範囲内に設定しなおしてください。詳細は、以下を参照してください。
一部の宛先を配信できない
原因1
ファクス機能のないプリンターにファクス用の宛先が含まれた宛先表やワンタッチを配信するなど、プリンターの機能が対応していない種類の宛先が含まれた宛先表やワンタッチを配信しようとしました。
対処
配信先のプリンターが対応していない種類の宛先は配信されません。配信先のプリンターが対応している種類の宛先が正しく配信されている場合は、対処の必要はありません。
原因2
制御文字が含まれている宛先を配信しました。
対処
宛先表やワンタッチを編集して、制御文字を削除してください。または、制御文字の含まれている宛先を削除してください。
原因3
配信先のプリンターが、宛先表やワンタッチに含まれる一部の宛先に対応していません。
対処
配信先のプリンターが対応している宛先を配信してください。詳細は、以下を参照してください。
プリンターの転送設定または定型業務ボタンで送信先に指定されていた宛先が、アドレス帳配信後に削除された
原因
アドレス帳配信のタスクでプリンターの宛先表が変更され、転送設定または定型業務ボタンで使用されていた宛先が削除されました。
対処
プリンターに、転送設定または定型業務ボタンで使用されていた宛先を含む宛先表やワンタッチを配信して、プリンター側で転送設定や定型業務ボタンの設定をやり直してください。
プリンターの宛先表が意図しない状態になった
原因
プリンターとアドレス帳の組み合わせを間違えました。
対処1
プリンターとアドレス帳の正しい組み合わせを作成したあと、アドレス帳配信タスクを実行してください。
対処2
本ソフトウェアにバックアップした宛先表がある場合は、元の状態に戻すことができます。バックアップしておいた宛先表をエクスポートして、エクスポートしたファイルをプリンターにリモートUI経由でインポートしてください。