トラブルシューティング (デバイス設定値管理機能)

ここでは、デバイス設定値管理の操作中にトラブルが生じた場合の対処方法について説明します。
メモ
本ソフトウェアのトラブルについては、以下に記載されているトラブルシューティングもあわせて参照してください。
プリンターのタイプについては、以下を参照してください。
プリンターのタイプと該当機種 (別タブに表示します。)
目的のプリンターがプリンター選択画面に表示されない
原因1
プリンターの探索後、または本ソフトウェアにデバイス情報をインポートしたあとに、ビルトインタスク (デバイス設定値の管理機能チェック) を実行していない可能性があります。
対処
目的のプリンターがデバイス設定値管理機能に対応しているかどうかを確認します。判定されていない場合は、ビルトインタスク (デバイス設定値の管理機能チェック) を実行してください。詳細は以下を参照してください。
正しい認証情報を入力しているのに、タスクが成功しない
原因1
プリンター側の設定が不足しています。
対処
プリンターの設定を確認してください。詳細は、以下を参照してください。
原因2
ジョブが予約されているプリンター(タイマー送信などが設定されているプリンター)に対して、本ソフトウェアからタスクを実行すると、タスクがエラー終了することがあります。
対処
対象プリンターに予約ジョブがないことを確認してから、タスクを実行してください。
原因3
セキュリティーポリシーの監視/配信タスクの処理が終わらないうちに他のタスクを開始すると、後から開始したタスクがエラー終了することがあります。
対処
タスクの実行結果が[エラー終了]となっていても、プリンターごとの処理は正しく行われていることがあります。この場合は、プリンターごとの実行結果は[正常終了]となります。プリンターごとの実行結果を確認してください。[正常終了]となっていないプリンターについては、リカバリータスクを実行してください。
また、セキュリティーポリシーの監視/配信タスクに続けて他のタスクを実行したい場合は、以下のいずれかを行ってください。
セキュリティーポリシーの監視/配信タスクが終了したことを確認してから次のタスクを実行する
一括処理タスクを作成する
原因4
対象プリンターのファームウェアが古い可能性があります。
対処
対象プリンターのファームウェアを更新してください。詳細は、以下にお問い合わせください。
Enterprise Management Consoleの保守契約に加入されている場合:保守窓口
Enterprise Management Consoleの保守契約に加入されていない場合:営業担当者
原因5
配信対象データと配信先プリンターのタイプが異なる可能性があります。配信先プリンターのタイプと異なるデバイス設定値は、プリンターに適用できません。
対処
以下のいずれかのデバイス設定値を配信してください。
Device Settings Configuratorで新規作成したデバイス設定値
配信先プリンターと同じタイプのプリンターから取得したデバイス設定値
原因6
配信先プリンターが、配信対象データのセキュリティーレベルに対応していない可能性があります。
対処
配信先プリンターのセキュリティーレベルにあったデータを配信してください。
詳細は、以下を参照してください。
セキュリティーポリシーの配信に失敗する
原因1
セキュリティーポリシーに関するタスクの場合は、タスク作成時に入力したセキュリティーポリシーのパスワードが、プリンターに設定されているものと一致していない可能性があります。
対処
プリンターに設定されているセキュリティーポリシーのパスワードを使用して、タスクを実行しなおしてください。
原因2
セキュリティーポリシーのカテゴリーが含まれるデバイス設定値を配信した場合は、デバイス設定値に含まれているセキュリティーポリシーのパスワードが、プリンターに設定されているものと一致していない可能性があります。
対処
デバイス設定値の配信タスクでは、パスワードが一致しないセキュリティーポリシーを配信することはできません。セキュリティーポリシーが含まれたデバイス設定値を配信する必要がある場合は、以下を参照して、プリンターのセキュリティーポリシーのパスワードを変更してから、デバイス設定値の配信タスクを実行しなおしてください。
Type Iのプリンターの場合は、プリンター側でパスワードを変更することもできます。
アドレス帳を配信できない
原因
配信処理中に、対象プリンターでレポートプリントが実行されていました。
対処
対象プリンターでレポートプリントなどの他の処理が実行されていないときに、配信しなおしてください。
[設定値データのパス]がパスの形式で表示されない
以下のページで、[設定値データのパス]がパスの形式で表示されない。
[データ]メニュー > [デバイス設定値] > [デバイス設定値のデータ管理] > 監視用データの[デバイス設定値の詳細]
[デバイス]メニュー > [セキュリティーデータ] > [デバイス設定値の監視] > [デバイス設定値の監視ログ]ページで[デバイス名]からプリンターを選択 > [デバイス設定値の監視情報]ページで[データ名]からデータ名を選択 > [デバイス設定値の監視履歴の詳細]
> [管理者用ダッシュボード]または[ダッシュボード] > [デバイス設定値の監視結果]で[更新日時]から更新日時を選択 > 監視履歴の詳細
原因
本ソフトウェアに、Device Settings Configuratorの設定ファイルがアップロードされていません。または、古いバージョンの設定ファイルがアップロードされています。
対処
本ソフトウェアに、Device Settings Configuratorの設定ファイルをアップロードしてください。詳細は以下を参照してください。
重要
FIPSモードが無効な場合は、Device Settings Configurator バージョン 2.0.7以降の設定ファイルをアップロードしてください。
FIPSモードが有効な場合は、Device Settings Configurator バージョン 2.0.8以降の設定ファイルをアップロードしてください。
Device Settings Configuratorの設定ファイルがアップロードされている状態で本ソフトウェアをアップグレードした場合は、設定ファイルのバージョンが古い可能性があります。この状態の場合、[設定値データのパス]はパスの形式で表示されません。また、設置値も表示されません。
デバイス設定値が表示されない
以下のページで、デバイス設定値が表示されない。
[デバイス]メニュー > [セキュリティーデータ] > [デバイス設定値の監視] > [デバイス設定値の監視ログ]ページで[デバイス名]からプリンターを選択 > [デバイス設定値の監視情報]ページで[データ名]からデータ名を選択 > [デバイス設定値の監視履歴の詳細]
> [管理者用ダッシュボード]または[ダッシュボード] > [デバイス設定値の監視結果]で[更新日時]から更新日時を選択 > 監視履歴の詳細
原因
デバイス設定値の監視ログが、本ソフトウェアのv4.1.1より古いバージョンで保存されました。
本ソフトウェアのv4.1.1より古いバージョンで保存された監視ログには、設定値の表示に必要な情報が不足しているため、本ソフトウェアに、Device Settings Configuratorの設定ファイルがアップロードされていても、設定値は表示されません。