用紙カセットごとにカール補正量を調整する

本設定を行わない場合でも、用紙の特性にあわせてカール補正を常時行っています。オプションのフィニッシャーを使って出力したときに、カールが補正しきれない場合は、プリント条件や用紙の状態(水分量など)にあわせて調整できます。
1
(設定/登録) <調整/メンテナンス>  <動作調整>  <用紙カセットごとのカール補正>を押す
2
用紙カセットを選択し、<設定>を押す
3
補正量を調整する
フェイスアップ出力時、フェイスダウン出力時および両面出力時でそれぞれ調整します。
この機能は、用紙の搬送に影響を与えます。数値を大きく変更すると、紙づまりの原因になる可能性があるので、小さい変更から徐々に試してください。
入力した値は用紙ごとに設定されている補正値に加算されます。
<環境設定>(設定/登録)の<用紙種類の管理設定>でカール補正量を調整する際には、<調整/メンテナンス>で設定した値を「0」に戻す必要があります。
保存状態が異なると、同じ用紙でも水分含有量などが異なります。通常と異なる状態の用紙を使用する場合に、給紙箇所ごとにカール補正量を調整すると、よりよい補正結果が得られます。
反りの方向を判断するときは、排紙トレイに排出されたままの向きで用紙を置いてください。
用紙が反っている方向と反対に調整してください。
プリントされた用紙の反り
調整する方向
上側にふくらんでいるとき
下側にそらせる(<->を押す)
下側にふくらんでいるとき
上側にそらせる(<+>を押す)
4
<OK>を押す
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