簡易ファイルサーバーとして利用する

本機に搭載されているストレージには、「アドバンスドボックス」と呼ばれる公開スペースがあります。アドバンスドボックスは、本機で読み込んだ文書を保存するだけでなく、パソコンからもファイル操作(閲覧/保存/ダウンロード)できるので、本機をファイルサーバーのような用途で使用することができます。アドバンスドボックスには、複数のパソコンからアクセスできる「共有スペース」と、一部非公開の状態にして自分専用の保存領域として使用できる「個人スペース」があります。社内の人と情報共有したい場合は「共有スペース」に保存し、自分だけが使用する機密性の高いデータは「個人スペース」に保存する、といった使い分けができます。
アドバンスドボックスを使用するには、あらかじめ設定が必要です。アドバンスドボックスの設定をする
個人スペースを使用するには、あらかじめ個人認証管理設定と個人スペース作成が必要です。アドバンスドボックスに個人スペースを作成する
アドバンスドボックスはネットワーク上での外部公開を目的とするため、通常は個人認証が必要な状態で運用されます。アドバンスドボックス内を表示するときにログイン画面が表示されたら、本機にログインするときと同じユーザー名とパスワードでログインしてください。また、操作が終了したあとは、必ずログアウトしてください。
<パスワードを保存>を押すと、入力したパスワードが保存され、次の設定時からパスワード入力を省略することができます。
オプションのストレージを増設することで、アドバンスドボックスの保存領域を拡張できます。システムオプションについて
本機を他のキヤノン複合機*に接続して、双方のアドバンスドボックス内のデータを共有することもできます。他の機器と連携する
* ネットワーク接続された一部のimagePRESS/imageRUNNER ADVANCEシリーズのみ
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