用紙を取り扱うときの注意事項

紙づまりなどのエラーを防止し、きれいにプリントするために、使用する用紙の取り扱い/保管には注意が必要です。
プリントした用紙の品質を保つためには、保管方法やのり付け方法に留意します。

使用する用紙の取り扱い/保管

プリントする前に、使用する用紙が適切かどうかを確認します。紙づまりやプリント不良の原因になるため、以下の用紙は使用しないようにします。
しわ/折り目がある紙、カールしている紙、破れている紙、湿っている紙*1
薄いわら半紙、非常に薄い紙、目の粗い紙、つるつるした紙
熱転写プリンターでプリントされた紙、プリントされた紙のウラ面
のりなどの粘着剤がはみ出している用紙、裏紙が簡単にはがれるラベル用紙
インクジェット専用の郵便はがき
*1 湿った用紙にプリントすると、排紙部周辺から湯気が出たり、排紙部に水滴が付いたりすることがありますが、異常ではありません。これは、トナーを定着するときの熱によって、用紙に含まれる水分が蒸発しているためです。室温が低い場合に発生しやすくなります。
使用する環境に用紙を慣らす
本機が設置されている環境に十分慣らしてから、用紙を使用します。異なる温度/湿度で保管されていた用紙をすぐに使用すると、紙づまりやプリント不良の原因になることがあります。
使用前の用紙の保管方法
用紙は開封後すぐに使用することをおすすめします。残った用紙は入っていた包装紙に再度包み、平らな場所に保管します。
湿気や乾燥を防ぐため、使用するまでは包装したまま保管します。
用紙が丸まったり折り目が付いたりするような置きかたで保管しないようにします。
用紙を立てたり多く積み重ねたりして保管しないようにします。
直射日光の当たる場所、湿度の高い場所、乾燥した場所、使用環境との温度差や湿度差が著しい場所には保管しないようにします。

プリントした用紙の保管/のり付け

用紙の保管方法
平らな場所に保管します。
クリアホルダーなどPVC(ポリ塩化ビニル)素材のものと一緒に保管しないようにします。トナーが溶けて用紙とPVC素材が貼り付くことがあります。
折れたりしわになったりしないように保管します。トナーがはがれることがあります。
高温の場所には保管しないようにします。
長期間(2 年以上)保管するときは、バインダーなどに入れて保管します。
長期間保管すると、用紙の変色によりプリントした画像が変色したように見えることがあります。
プリントした用紙にのり付けする場合の注意
必ず不溶性の接着剤を使用します。
不要になったプリント済み用紙で試してからのり付けします。
のり付けした用紙は、完全に乾いてから重ねます。
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