プリント済み用紙の排紙先を指定する

プリント済みの用紙をどの排紙トレイに排紙するかを指定します。機能ごとに排紙先を指定することで用紙を探す手間を省くことができます。同一の機能を複数の排紙トレイに指定する場合にはどの排紙トレイを優先させるか、優先順位も指定することができます。<排紙トレイの設定>
本設定は排紙先が複数存在する機器構成の場合に設定することができます。

機器構成と排紙トレイに指定可能な機能

機器構成
各排紙トレイに設定可能な機能と工場出荷時の優先順位
トレイの位置
インナー2ウェイトレイ・M
<トレイA>
1 コピー、1 保存ファイルの利用、1 プリンター、2 受信、2 その他、2 IPファクス、2 ファクス

<トレイB>
2 コピー、2 保存ファイルの利用、2 プリンター、1 受信、1 その他、1 IPファクス、1 ファクス
インナー2ウェイトレイ・M + コピートレイ・T
<トレイA>
1 コピー、1 保存ファイルの利用、1 プリンター、受信、その他、IPファクス、ファクス

<トレイB>
2 コピー、2 保存ファイルの利用、2 プリンター、受信、その他、IPファクス、ファクス

<トレイC>
コピー、保存ファイルの利用、プリンター、1 受信、1 その他、1 IPファクス、1 ファクス
インナーフィニッシャー・L
<トレイA>
1 コピー、1 保存ファイルの利用、1 プリンター、2 受信、2 その他、2 IPファクス、2 ファクス

<トレイB>
2 コピー、2 保存ファイルの利用、2 プリンター、1 受信、1 その他、1 IPファクス、1 ファクス
インナーフィニッシャー・L + コピートレイ・T
<トレイA>
1 コピー、1 保存ファイルの利用、1 プリンター、受信、その他、IPファクス、ファクス

<トレイB>
2 コピー、2 保存ファイルの利用、2 プリンター、受信、その他、IPファクス、ファクス

<トレイC>
コピー、保存ファイルの利用、プリンター、1 受信、1 その他、1 IPファクス、1 ファクス
ステイプルフィニッシャー・AEまたは中綴じフィニッシャー・AE
<トレイA>
2 コピー、2 保存ファイルの利用、2 プリンター、1 受信、 その他、1 IPファクス、1 ファクス

<トレイB>
1 コピー、1 保存ファイルの利用、1 プリンター、受信、その他、IPファクス、ファクス

<トレイC>
コピー、保存ファイルの利用、プリンター、受信、1 その他、IPファクス、ファクス
ステイプルフィニッシャー・AE + コピートレイ・Tまたは中綴じフィニッシャー・AE + コピートレイ・T
<トレイA>
2 コピー、2 保存ファイルの利用、2 プリンター、1 受信、その他、1 IPファクス、1 ファクス

<トレイB>
1 コピー、1 保存ファイルの利用、1 プリンター、受信、その他、IPファクス、ファクス

<トレイC>
コピー、保存ファイルの利用、プリンター、受信、1 その他、IPファクス、ファクス

<トレイD>
コピー、保存ファイルの利用、プリンター、2 受信、その他、2 IPファクス、2 ファクス
複数のトレイを同じ機能の排紙先として設定した場合は、トレイの積載制限に達すると、自動的に排紙可能なトレイに排紙先が移ります。ただし、ファクスやIファクスの受信プリントは紛失を防ぐために排紙先を一箇所のみとすることをおすすめします。
選択したトレイの順に排紙先の優先順位となります。優先順位は、「1」、「2」、「3」と表示されます。
<その他>はレポートをプリントする場合に選びます。
IPファクスはオプション有効時に表示されます。
ファクスはFAXボードを装着している機器構成時に表示されます。
IPファクスおよびファクスは有効になっている回線数に応じて末尾に数字が表示されます。
使用している用紙または設定している仕上げ機能によっては、本設定で指定した排紙トレイに用紙が排紙されない場合があります。
機器構成によって、各排紙トレイに排紙できる用紙サイズは異なります。詳細についてはオプション機器についてを参照してください。
排紙トレイの設定でシフトができない排紙先を指定している場合に、<シフト(ずらし)>を<ON>に設定すると、排紙トレイの設定どおりに排紙されません。以下の対処を行ってください。
自動ソートの設定で、<シフトも同時に設定>を<OFF>に設定する<自動ソート>
排紙トレイの設定で、シフト可能な排紙先を指定する
ジョブ実行前に手動で<ソート>を無効に変更する
<オプション排紙トレイのON/OFF>を<OFF>に設定している場合は、排紙先として指定できません。<オプション排紙トレイのON/OFF>
A7SL-019