ファクスを受信する

ファクスの受信方法とその設定操作について説明します。受信設定をする前にあらかじめファクス機能を使うための準備をしておく必要があります。

ファクスの受信方法

次の4つの受信方法があります。目的に合った方法を選び、<受信モード選択>で設定してください。
<自動受信>
ファクス受信専用
自動的に受信します。相手から電話がかかってきても通話はできません。
<FAX / TEL切替>
相手がファクスのとき
自動的に受信します。
 
相手が電話のとき
呼び出し音が鳴ります。受話器を取って通話してください。
一般電話機またはオプションのハンドセットを接続してください。
<留守TEL接続>
相手がファクスのとき
何回か呼び出し音が鳴って自動的に受信します。
 
相手が電話のとき
留守番電話の留守録音が起動し、相手の伝言が録音されます。留守録音の起動前に受話器を取れば通話できます。
留守番電話機を接続してください。
呼び出し音が1~2回鳴ったあとで留守録音が起動するように設定してください。
留守番メッセージを録音する際は、最初の4秒間程度を無音状態にするか、もしくは全体の長さを20秒以内にすることをおすすめします。
<手動受信>
相手がファクスのとき
呼び出し音が鳴ります。受話器を取り、「ピー」という音を確認したら、(ホーム)  <ファクス>  <オンフック>  <受信スタート>の順に選びます。ファクスを受信できます。
 
相手が電話のとき
呼び出し音が鳴ります。受話器を取って通話します。
一般電話機またはハンドセットを接続してください。
呼び出し音が一定時間鳴ったあと、ファクスを自動受信するように設定しておくことができます。<自動受信切替>

ファクスが届くと

操作パネルの実行/メモリーランプが緑色に点滅します。受信が完了すると自動的に文書がプリントされ、ランプが消灯します。
受信を中止したいときは、(状況確認) <受信>  <ジョブ状況>  文書を選ぶ  <中止>を押します。

出力紙について

届いたファクスは、受信文書と同じサイズの用紙にプリントされます。同じサイズの用紙がない場合には、<用紙カセット選択>の設定に従ってプリントされます。<用紙カセット選択>
接続する電話機の種類によっては、発信や着信が正常にできないことがあります。
ファクス機能付きの電話機を接続する場合は、電話機側のファクス自動受信設定を無効にしてください。
受話器を取り「ピー」という音が聞こえたら、ファクスの信号音です。リモート受信設定が有効になっている場合、電話機から所定のID番号を指定するとそのままファクスを受信できます。<リモート受信>
ファクス情報サービスを利用してファクスを受信するには
音声案内に従ってサービス番号を入力したあと、<受信スタート>を押します。
サービスの内容や[0]~[9] 、[*]、[#](テンキー)で操作する番号については、サービスを提供している業者に確認してください。
ハンドセットを使ってプッシュホンサービスを利用することもできます。
Fコード受信について
本機は、ITU-T*の国際標準規格に準拠したFコード通信に対応しています。Fコード付きの文書を受信するには、<転送設定>を参照してください。
* 国際電気通信連合の通信規格などを制定する部門です。
用紙を節約してプリントすることができます。
文書に受信時刻などの情報を付けてプリントすることができます。<受信情報記録>
Fコード通信で受信パスワードの照合設定を有効にすると、迷惑ファクスの受信を防止することができます。<受信パスワード>
紙づまりや用紙切れなどで受信文書がプリントできなかった場合、<代行受信ファイルの転送>を<はい>に設定すると、受信文書を本機の格納場所(システムボックス)に転送することができます。このとき、<ファクスメモリー受信>/<I ファクスメモリー受信を使用>の設定が自動的に<ON>になり、転送された文書を画面で確認することができます。また、転送された文書は後からプリントすることができます(受信した文書をいったん本機に保存する(メモリー受信))。通常の用紙からの出力に戻したい場合は、<ファクスメモリー受信>/<I ファクスメモリー受信を使用>の設定を<OFF>に設定してください。
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