デバイスとの通信設定を行う

ここでは、本ソフトウェアがデバイスと通信するための通信設定について説明します。
1.
[デバイス]メニュー > [デバイスとの通信設定]を選択します。
2.
[デバイスとの通信設定]ページで、必要な設定を行います。
[認証情報]タブ
本ソフトウェアがデバイスと通信する際に必要となる認証情報を登録します。認証方式ごとに、複数の認証情報を登録できます。
重要
SNMPv1、SNMPv3のいずれかの認証情報を必ず登録してください。その他の認証情報については、必要に応じて登録してください。タスクによって必要となる認証情報は異なります。詳細は、各機能の説明を参照してください。
[UDP通信設定]タブで、[キヤノン独自のプロトコルを使用する]にチェックマークを付けた場合は、以下のうち、デバイスに設定されている認証情報を登録してください。
[ユーザー認証]
[システム管理部門ID]
[ドメイン認証]
パスワードのみで認証を行うデバイスの場合は、 [パスワード認証]の認証情報を登録してください。
[認証方式]
認証方式とアクセス権限を選択したあと、[追加]をクリックします。
[認証情報の詳細]ページで、[追加]をクリックして認証情報を入力したあと、[保存]をクリックします。
リストから目的の認証方式を選択すると、認証情報の確認、編集、追加を行うことができます。
[認証情報の詳細]ページの[対象エージェント]で、認証情報をエージェントに関連付けます。エージェントは、関連付けられた認証情報を使用してデバイスと通信します。
[認証情報の詳細]ページの[説明]に、認証情報に関するコメントを入力します。
[SNMPv1]
デバイスに設定されているSNMPv1のコミュニティー名を入力します。
デバイス側で専用コミュニティーを使用する設定になっている場合は、[専用コミュニティーを使用する]にチェックマークを付けます。
[SNMPv3]
デバイスに設定されているSNMPv3のユーザー名、認証パスワード、暗号化パスワード、コンテキスト名を入力します。
[ユーザー認証]
デバイスに設定されているログインサービス(User AuthenticationやSSO-H)の認証方式が、ローカルデバイス認証の場合に選択します。uniFLOW Onlineの認証にドメイン名を使用しない場合も、これを選択します。
ユーザー名、パスワードを入力します。
[システム管理部門ID]
デバイスに設定されているシステム管理部門IDと、システム管理暗証番号を入力します。
[パスワード認証]
パスワードのみで認証を行うデバイスの管理者用パスワード(リモートUIの管理者用パスワード)を入力します。
[ドメイン認証]
デバイスに設定されているログインサービスの認証方式が、ドメイン認証の場合に選択します。(例: User Authentication、SSO-H、LDAP認証、uniFLOW Onlineの認証など)
ドメイン名、ユーザー名、パスワードを入力します。
[ドメイン名]には、デバイスに登録されている名称と同じ文字列を入力してください。アルファベットの大文字と小文字は別のものとして扱われます。
[Service Management Service]
デバイスのService Management Serviceにログインするためのパスワードを入力します。
認証情報のリスト
登録した認証方式とアクセス権限、認証情報に関連付けられたエージェント、認証情報に関する説明が表示されます。
認証情報を編集する場合は、対象の認証方式をクリックします。
削除する場合は、対象の認証情報の横にある[]をクリックします。
[通信時間の設定]タブ
デバイスからステータスやカウンター情報を取得する時間帯を設定します。
メモ
タスクは、ここで指定した時間帯にかかわらず、実行されます。
情報の取得は、ここで指定した時間帯で、ビルトインタスクに設定されている間隔で行われます。間隔の設定方法については、以下を参照してください。
[通信する時間帯(基本設定)]
情報を取得する時間帯を指定します。
複数の時間帯を指定する場合は、[追加]をクリックします。
2日間にまたがる期間を指定したい場合は、終了時刻が24:00の期間と、開始時刻が0:00の期間の2つを設定します。
[通信する時間帯(例外設定)]
曜日ごとに基本設定と異なる時間帯を設定できます。[通信する時間帯(例外設定)]の設定は、[通信する時間帯(基本設定)]の設定よりも優先されます。
[UDP通信設定]タブ
[タイムアウト]
[リトライ回数]
UDP通信時にデバイスから応答がない場合の、タイムアウト時間とリトライ回数を指定します。
UDPを使用する通信については、以下を参照してください。
[プロトコル]
キヤノン独自のプロトコルを使用する場合は、チェックマークを付けます。
このプロトコルを使用しない場合は、本ソフトウェアは以下の情報を取得できません。
ファームウェア情報の一部
カウンター情報の一部
サービスコールのエラーコード
このプロトコルを使用しない場合は、PSプリントサーバーが装着されたプリンターを、本ソフトウェアから再起動できません。
[データ保持期間]タブ
[ステータス情報の保持期間]
デバイスから取得したステータス情報の保持期間を設定します。
ここで設定した期間内の情報が、以下のページに表示されます。
[ステータスの詳細]ページ ([デバイス]メニュー > [デバイスリスト]から表示するページ)
[レポート]メニュー > [ステータス]
[カウンター情報の保持期間]
デバイスから取得したカウンター集計結果の保持期間を設定します。
ここで設定した期間内の情報が、以下のページに表示されます。
[レポート]メニュー > [カウンター]
メモ
長い期間を設定すると、データベースに保存されるデータのサイズが大きくなります。本ソフトウェアの動作環境に合わせて設定してください。