セキュリティーポリシー

セキュリティーポリシーのパスワード

セキュリティーポリシーには、管理パスワードが設定されています。管理パスワードは、本ソフトウェアを使用してセキュリティーポリシーを管理する際に必要になります。事前に、管理対象のプリンターでパスワードを確認しておいてください。
本ソフトウェアを使用してセキュリティーポリシーを配信する際は、すべての対象プリンターのパスワードを一致させておく必要があります。配信する前に、対象プリンターのパスワードを一括で変更することもできます。詳細は、以下を参照してください。

セキュリティーポリシーに関する仕様

セキュリティーポリシーやセキュリティーポリシーのパスワードに関する、本ソフトウェアのデバイス設定値管理機能やプリンターの仕様について説明します。
デバイス設定値管理機能
プリンターに配信するセキィリティーポリシーを作成できます。
監視するためにプリンターから取得したセキュリティーポリシーの設定を確認できます。編集はできません。
プリンターのセキュリティーポリシーのパスワードを設定、変更できます。
Type Iのプリンター
プリンター上で、セキュリティーポリシーを設定、編集できます。
プリンター上で、セキュリティーポリシーのパスワードを設定、変更できます。
Type IIのプリンター
プリンター上で、セキュリティーポリシーの設定を確認できます。編集はできません。
プリンター上で、セキュリティーポリシーのパスワードを設定、変更できません。
Type IIのプリンターのパスワードの設定と変更は、デバイス設定値管理機能を使用して行います。詳細は、以下を参照してください。
セキュリティーポリシーのパスワードを変更する

設定値データ内のセキュリティーポリシーの設定について

セキュリティーポリシーは、Type Iのプリンターでは、デバイス設定値のカテゴリーの1つです。Type IIのプリンターでは、セキュリティーポリシーの設定は[設定/登録の基本情報]カテゴリーに含まれています。そのため、セキュリティーポリシーに対応しているプリンターのデバイス設定値には、セキュリティーポリシーの設定が含まれていることがあります。セキュリティーポリシーの設定を含んだデバイス設定値をプリンターに配信する場合は、配信するデータ内のセキュリティーポリシーのパスワードと、配信先プリンターに設定されているセキュリティーポリシーのパスワードが一致する必要があります。
配信するデバイス設定値に含まれるセキュリティーポリシーのパスワードと、配信先のプリンターに設定されているセキュリティーポリシーのパスワードが異なる場合は、以下のことに留意してください。
Type Iのプリンター
[セキュリティーポリシー]のカテゴリーを含まないデバイス設定値を配信してください。
Type IIのプリンター
[設定/登録の基本情報]カテゴリーに含まれる、セキュリティーポリシー以外の設定を配信することができます。ただし、セキュリティーポリシーの配信に失敗するため、タスクの実行結果は[エラー終了]となります。[タスク]メニュー > [履歴] > [タスクの実行履歴]ページで該当するタスクを選択すると表示される[タスクの実行結果の詳細]ページで、カテゴリーごとの配信結果が以下のようになっている場合は、セキュリティーポリシー以外の設定値は配信できています。
[設定/登録の基本情報]: [成功]
[アドレス帳]: [成功]
[セキュリティーポリシー設定]: [失敗]