本ソフトウェアをアップグレードする

ここでは、本ソフトウェアをアップグレードする方法について説明します。
本ソフトウェアの古いバージョンから新しいバージョンにアップグレードする場合は、インストーラーを実行するのではなく、本ソフトウェアにアップグレード用のファイルをアップロードします。
重要
本ソフトウェアのマネージャーをアップグレードすると、エージェントも自動でアップグレードされます。
マネージャーのアップグレードを開始してから、エージェントのアップグレードが完了するまでの間に、インストーラーやWindowsの[アプリと機能]の画面から本ソフトウェアに対する操作を行わないでください。
メモ
古いバージョンの本ソフトウェアをアップグレードした場合、Windowsの[アプリと機能]に表示されるバージョンはインストール時のバージョンのままです。インストールされているバージョンは、本ソフトウェアの以下のページで確認できます。
[管理]メニュー > [システム構成管理]

アップグレードの準備

1.
本ソフトウェアに、システム管理者としてログインします。
2.
タスクが実行中または実行開始間近でないことを確認します。
以下のページで、タスクが実行中でないことを確認します。
[タスク]メニュー > [履歴] ([すべてのタスク]を選択した状態)
以下のページで、本ソフトウェアのアップグレード中に開始されそうなタスクがないことを確認します。
[タスク]メニュー > [タスクの設定]
重要
タスクの実行中に本ソフトウェアのアップグレードを行うと、タスクがエラー終了することがあります。

本ソフトウェアをアップグレードする

1.
本ソフトウェアに、システム管理者としてログインします。
2.
[管理]メニュー > [システム構成管理]を選択します。
V4.0.xから本バージョンにアップグレードする場合は、[管理]メニュー > [プラグイン]を選択します。
3.
[ファイル]で、本ソフトウェアのアップグレード用ファイルを選択します。
ファイル名: emc-upgrade-package_<バージョン>.zip
zipファイルの中にあるファイルではなく、zipファイルを選択してください。
メモ
アップグレード用のファイルは、本ソフトウェアのインストーラー[manager_installer.msi]と同じ階層にあります。
zipファイルの<バージョン>は、本ソフトウェアのアップグレード先のバージョンです。
4.
[追加]をクリックします。
5.
ファイルが追加されたら、[インストール開始]をクリックします。
表示されたメッセージを確認して、[はい]をクリックします。
[使用許諾契約]の画面が表示された場合は、内容を確認してから、[同意する]をクリックします。
インストールが完了すると、ログイン画面が表示されます。
メモ
以下のようなメッセージが表示された場合でも、操作は必要ありません。しばらくすると、ログイン画面が表示されます。
ネットワークに接続されていません。
サーバーでエラーが発生しました。
6.
アップグレードの完了を確認します。
この操作は、ログイン画面が表示されたあと5分程度待ってから行います。
メモ
すぐにログインすると、Webブラウザーに保存されているキャッシュの影響を受けて、画面が正常に表示されないことがあります。このようになった場合は、いったんログアウトして、少し時間をおいてからログインしてください。
ログイン画面で、ユーザー名、パスワードを入力したあと、[ログイン]をクリックします。
[システム構成]のリストで、マネージャーのバージョンを確認します。
[管理]メニュー > [エージェント]で、エージェントのバージョンを確認します。
詳細は、以下を参照してください。
メモ
エージェントのアップグレードは、マネージャーがアップグレードされたあとに実行されます。そのため、エージェントのアップグレードが完了するまでに時間がかかることがあります。