データベースをSQL Serverに変更する

ここでは、本ソフトウェアのデータベースをSQLiteからSQL Serverに変更する方法について説明します。
SQLiteからSQL Serverへの変更は、ツールを使用して行います。
重要
データベースを変更する前に、SQL Serverで必要な設定を行ってください。詳細は、以下を参照してください。
1.
管理者権限を持つユーザーで、マネージャーが稼働しているコンピューターにログオンします。
2.
ツールを起動します。
以下のファイルをダブルクリックします。
%ProgramFiles%\Canon\EMC\Manager\SQLite2SqlServerGui.exe
3.
変更先のSQL Serverの情報を入力します。
[データベース名]で、[既存のデータベースを使用する]を選択します。
[サーバー名]に、SQL Serverのサーバー名を入力します。
SQL Serverが本ソフトウェアのマネージャーとは別のコンピューターにインストールされている場合は、そのコンピュータのIPアドレスとポート番号を入力します。
<SQL Server が動作しているコンピューターのIPアドレス>,<ポート番号>
例: 192.168.100.200,1433
SQL Serverが本ソフトウェアのマネージャーと同じコンピューターにインストールされている場合は、「localhost」と入力します。
[インスタンス名]を入力します。
[認証モード]を選択します。
[SQL Server認証]を選択した場合は、本ソフトウェアがSQL Serverに接続する際のユーザー名とパスワードを入力します。
4.
[接続]をクリックします。
5.
[OK]をクリックします。
メモ
データベースを変更すると、データベースを変更する前の"ManagementConsoleService.exe.config"が、"ManagementConsoleService.exe.config.sqlite"にファイル名が変更されて保存されます。
"ManagementConsoleService.exe.config.sqlite"の内容を"ManagementConsoleService.exe.config"にコピーすることで、本ソフトウェアをデータベース変更前の状態に戻すことができます。ファイルの内容をコピーする場合は、本ソフトウェアの以下のサービスを停止してください。
Canon Management Console Manager
ファイルの内容をコピーしたあと、本ソフトウェアのサービスを開始すると、本ソフトウェアがデータベース変更前の状態に戻ります。
6.
必要に応じて、不要になったSQLiteのデータベースファイルを削除します。
以下のファイルを削除します。
%ProgramFiles%\Canon\EMC\Manager\App_Data\managementconsole.db
重要
"managementconsole.db"を削除した場合は、本ソフトウェアをデータベース変更前の状態に戻せなくなります。