旧バージョンのDesktopで作成された注釈を、Adobe Acrobat互換形式に一括変換する

Desktop V2.0.1以前を使用して作成された注釈は、Annotation Convert Toolを使用して一括変換できます。変換後は、DesktopやAdobe Acrobatなど他のPDF閲覧ソフトで表示/印刷/編集ができるようになります。
Adobe Acrobat互換形式に一括変換する
変換できなかった文書のリストをエクスポートする
メモ
本バージョンのDesktopで作成されたPDF文書の注釈は、変換しなくてもAdobe AcrobatなどのPDFビューアーで表示できます。
変換の対象になるのは、旧バージョンの注釈があるPDF文書(*.pdf)とIWB文書(*.iwb)です。
Browserから登録済のライブラリーやフォルダーも変換できます。詳細は次を参照してください。

Adobe Acrobat互換形式に一括変換する

ライブラリー、またはフォルダー単位で注釈に変換します。
メモ
変換前の文書は、変換された文書で上書きされます。
1.
Annotation Convert Toolを実行します。
[Annotation Convert Tool]ダイアログボックスが表示されます。
メモ
Desktopがインストールされているフォルダー(デフォルトでは「C:\Program Files\Canon\iW360\iW DT」)内の「iWDT.AnnotationConvertTool.exe」をダブルクリックします。
2.
[参照]をクリックして注釈を変換する文書が登録されているライブラリー、またはフォルダーを指定します。
3.
必要に応じて、[描画できない文字列や画像を含む注釈も強制的に変換する]にチェックマークを付けます。
メモ
チェックマークを付けた場合、次の文書も変換処理が実行されます。変換時に描画できない文字列/画像が含まれる注釈、およびReader Extensions機能は削除されます。
注釈データに描画できない文字列/画像が含まれている文書
注釈データが含まれているReader Extensions付き文書
4.
必要に応じて、[パスワードが設定されているPDF文書も変換する]にチェックマークを付けます。
メモ
チェックマークを付けた場合、PDF文書にパスワードが設定されているとパスワードの入力画面が表示されます。
チェックマークを外した場合、パスワードが設定されているPDF文書は変換処理の対象外になります。
5.
[OK]をクリックします。
変換対象の文書が検索され、変換の実行を確認する画面が表示されます。
メモ
変換できないライブラリー、またはフォルダーが選択されている場合は、エラーメッセージが表示されます。
6.
[はい]をクリックします。
文書の変換終了後、完了ダイアログボックスが表示されます。
メモ
変換に失敗した文書がある場合、完了ダイアログボックスには、変換に失敗した文書名と状態が表示されます。
完了ダイアログボックスの表示内容をCSVファイルとしてエクスポートできます。操作手順の詳細は、次を参照してください。
7.
完了ダイアログボックスの[OK]をクリックします。

変換できなかった文書のリストをエクスポートする

新しいバージョンの注釈に変換できなかった文書のリストを、CSVファイルとしてエクスポートできます。
1.
完了ダイアログボックスで[一覧のエクスポート]をクリックします。
[文書一覧のエクスポート]ダイアログボックスが表示されます。
2.
CSVファイルを保存するフォルダーを選択して、[保存]をクリックします。
選択した保存先にCSVファイルが保存されます。
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