Desktopの構成

Desktopの構成

DesktopはDesktop Browserを中心として大きく5つのモジュール(ソフトウェア)で構成されています。
Desktop Browser
Desktop Browserは、Desktopの中心として文書を管理します。
ローカルコンピュータ、ネットワークドライブや外部ファイル管理サーバーまたはimageRUNNER ADVANCEなどの外部デバイスから取り込んだ文書を、ライブラリーを利用して管理します。
検索機能では、文書名を対象とするだけでなく、全文検索も可能です。
文書の取り込み、印刷、送信などを総合的にサポートします。
Document Binder
Document Binderは、さまざまなアプリケーションで作成された文書をまとめ、ひとつのバインダー文書を作成します。
ライブラリーに登録された文書だけでなく、通常のWindowsフォルダー内の文書もバインダー文書に変換できます。
複雑な印刷設定を印刷テンプレートとして登録・管理したり、文書の余白をつめて用紙を節約する機能を持ちます。
Object Layout Editor
Object Layout Editorは、作成元のアプリケーションがない場合でも、文書を編集できます。
文書内の記述をブロック単位で動かして構成を変更できます。
Document Binderよりも細かな設定で文書の余白をつめ、用紙を節約できる機能があります。
Annotation Editor
Annotation Editorは、PDF文書やDocument Binderで作成したバインダー文書に、テキストや図形などのアノテーションを追加できます。
電子印鑑を使用すると、文書の承認作業を行えます。
Annotation Editorで作成したアノテーションは、Adobe Acrobatとも互換性があります。
Variable Editor
Variable Editorは、バインダー文書にバリアブルフィールドを設定できます。
バリアブルフィールドを設定すると、Document Binderでバリアブル印刷を行えます。

モジュールの遷移

Desktopの入口はDesktop Browserです。また、簡易に編集機能を利用したい場合は、Document Binderも入口となります。インストール後、両者は、スタートメニュー(Windows XP/Vista/7)、または[スタート]画面(Windows 8/Windows 8.1)とWindowsのデスクトップ画面上のアイコンとして登録されています。
モジュールはそれぞれ次のように起動されます。
Desktop Browser:スタートメニュー、[スタート]画面、またはデスクトップアイコンから直接起動できます。
Document Binder:スタートメニュー、[スタート]画面、またはデスクトップアイコンから直接起動できます。
Object Layout Editor:Document Binderから起動できます。起動中は、編集元の文書を開いているDocument Binderは使用できません。
Annotation Editor:Desktop Browser、Document Binderから起動できます。Document Binderから起動した場合は機能に制限があり、起動中はDocument Binderは使用できません。
Variable Editor:Document Binderから起動できます。起動中は、編集元のバインダー文書を開いているDocument Binderは使用できません。