塗りつぶし選択命令(FT)

指定された図形を塗りつぶすときの塗りつぶし方法を選択します。
JIS
FT《種類(i)《,間隔(sd)《,角度(sd)》》》;
16進数
46h 54h《種類(i)《2Ch 間隔(sd)《2Ch 角度(sd)》》》3Bh
《種類(i)》
領域の塗りつぶし方法を選択します。
設定内容
1
双方向塗りつぶし
2
単方向塗りつぶし
3
ハッチング
4
クロスハッチング
10
双方向ユーザー指定タイプ
11
単方向ユーザー指定タイプ
省略値:
1
《間隔(sd)》
ハッチングおよびクロスハッチングの平行線の間隔を指定します。
間隔を指定する座標系は、スケーリングがオフのときはプロッターユニット、オンのときはユーザーユニットになります。
省略値:
スケーリングポイントP1、P2の対角の距離の1%
ただし、間隔0のときはPT命令によるペンの太さになります。
《角度(i)》
塗りつぶしを行う線の角度を指定します。
指定範囲:
水平線から反時計方向の角度
省略値:
0度
0度では水平線、90度では垂直線となります。
双方向/単方向塗りつぶしでは無効になります。
「種類」で双方向塗りつぶし「1」を選択した場合、「線の種類選択命令LT」で直線以外の線種が設定されているときは単方向塗りつぶし「2」になります。
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