プリントした用紙を仕分ける（仕上げ）

仕上げモードを設定すると、プリントした用紙をページや部数で分けて排紙できます。

この機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。

重要
本機能は、ジョブチケットがないジョブには使用できません。用紙の種類は必ず正しく設定してください。特に厚紙など、特別な種類の用紙にプリントするときには、正しく設定されていないと画像不良が起こる可能性があります。また、定着器が汚れたり紙の巻きつきが発生したりして、担当サービスによる修理が必要になることもあります。ホチキスを設定した場合は、常に印刷した面を裏側にして出力します。

重要

本機能は、ジョブチケットがないジョブには使用できません。

用紙の種類は必ず正しく設定してください。特に厚紙など、特別な種類の用紙にプリントするときには、正しく設定されていないと画像不良が起こる可能性があります。また、定着器が汚れたり紙の巻きつきが発生したりして、担当サービスによる修理が必要になることもあります。

ホチキスを設定した場合は、常に印刷した面を裏側にして出力します。

仕上げの設定をする

（メインメニュー）→［ホールド］を押す

目的のジョブを選択→［詳細/変更］→［ジョブチケット編集/確認］を押す

<全体の設定>の［編集］を押す

［仕上げ］を押す

排紙先を選択→［次へ］を押す

この画面はフィニッシャーと大容量スタッカー・G1を同時に装着している場合に表示されます。

画面が表示されない場合は、手順6へ進む

［フィニッシャー］を選択した場合は、手順6へ進む

［スタッカー］を選択した場合は、ドロップダウンリストから排紙先を選択

メモ
排紙先に［スタッカー］を選択した場合、ジョブごとに［スタック部］または［排紙トレイ］から排紙先を選択することができます。

目的の仕上げモードを設定


フィニッシャーの場合	スタッカーのスタック部の場合

［ソート(1部ごと)］、［グループ(ページごと)］、または［ホチキス］を選択します。

ページをそろえてプリントする（ソート）

ページごとに仕分けてプリントする（グループ）

ページ順に仕分けてホチキスする（ホチキス）

ページをそろえてプリントする（ソート）

ファイルを複数部プリントするとき、1部ずつそろえて排紙します。

例：プリント3部指定

［ソート(1部ごと)］→［OK］を押す

ページごとに仕分けてプリントする（グループ）

ファイルを複数部プリントするとき、ファイルの各ページごとに仕分けて排紙します。

例：プリント3部指定

［グループ(ページごと)］→［OK］を押す

ページ順に仕分けてホチキスする（ホチキス）

ファイルを複数部プリントするとき、1部ずつそろえてホチキスできます。

［コーナー］を選択したとき

プリントに、1か所ホチキスします。

［ダブル］を選択したとき

プリントの右側か左側に、2か所ホチキスします。

［中とじ］を選択したとき

中とじ位置に沿って2か所ホチキスします。

［ホチキス］→［次へ］を押す

ホチキスの種類と位置を選択→［OK］を押す

［中とじ］を選択したときは、以下の設定ができます。

用紙を変更する

<用紙選択>の［変更］→用紙を選択→［OK］を押します。

断裁する

サドルフィニッシャー・AM2＋トリマー・D1＋天地トリマー・A1装着時：［断裁する］→［仕上がりサイズで指定］または［断裁幅で指定］を選択→［1方断裁］または［3方断裁］を選択→仕上がりサイズまたは断裁幅を入力→［OK］→［OK］を押します。

サドルフィニッシャー・AM2＋トリマー・D1装着時：［断裁する］を押します。

断裁位置を調整する

サドルフィニッシャー・AM2＋トリマー・D1＋天地トリマー・A1装着時：［断裁する］→［断裁位置の調整］→断裁位置を［－］［＋］で調整→［OK］→［OK］を押します。

サドルフィニッシャー・AM2＋トリマー・D1装着時［調整］→［断裁幅の調整］→断裁幅を入力→［OK］→［閉じる］を押します。

サドルプレスの強さを調整する

［サドルプレス］→強さを調整→［OK］を押します。

表紙をつける

［表紙をつける］→表紙にプリントするかしないかを選択→［OK］を押します。

印字済みの用紙を表紙としてインサーター・M1から給紙する場合は、［プリントしない］を選択します。

中とじ位置を変更する

サドルフィニッシャー・AM2＋トリマー・D1＋天地トリマー・A1装着時：［中とじ位置変更］→用紙サイズを選択→中とじ位置を［－］［＋］で調整→［OK］→［閉じる］を押します。

サドルフィニッシャー・AM2＋トリマー・D1装着時：［調整］→［中とじ位置変更］→用紙サイズを選択→中とじ位置を［－］［＋］で調整→［OK］→［閉じる］を押します。

中綴じフィニッシャー・T1装着時：［中とじ位置変更］→用紙サイズを選択→中とじ位置を［－］［＋］で調整→［OK］→［閉じる］を押します。

重要
表紙にする用紙とプリントする用紙は、必ず同じサイズを使用してください。印字済みの用紙を表紙としてインサーターから給紙する場合は、表紙にする面を上にセットします。サドルフィニッシャー・AM2の場合は下記の用紙を使用してください。表紙および本文に使用する用紙：52～300 g/㎡中綴じフィニッシャー・T1の場合は下記の用紙を使用してください。本文にする用紙：60～220 g/㎡表紙にする用紙：60～256 g/㎡［中とじ］は、両面プリントを設定している場合のみ設定できます。中とじは、紙の種類、枚数によっては、折り具合が異なることがあります。断裁はサドルフィニッシャー・AM2にトリマー・D1または天地トリマー・A1を装着している場合のみ設定できます。

重要

表紙にする用紙とプリントする用紙は、必ず同じサイズを使用してください。

印字済みの用紙を表紙としてインサーターから給紙する場合は、表紙にする面を上にセットします。

サドルフィニッシャー・AM2の場合は下記の用紙を使用してください。

表紙および本文に使用する用紙：52～300 g/㎡

中綴じフィニッシャー・T1の場合は下記の用紙を使用してください。

本文にする用紙：60～220 g/㎡

表紙にする用紙：60～256 g/㎡

［中とじ］は、両面プリントを設定している場合のみ設定できます。

中とじは、紙の種類、枚数によっては、折り具合が異なることがあります。

断裁はサドルフィニッシャー・AM2にトリマー・D1または天地トリマー・A1を装着している場合のみ設定できます。

仕上げで組み合わせ可能なその他の機能

シフト（ずらし）

［シフト(ずらし)］を設定すると、指定した部数ごとに用紙を手前にずらして排紙します。

排紙面指定

出力する用紙の面をオモテ面にするかウラ面にするかを指定できます。［排紙面指定］を押して、以下の項目を選択します。

［自動］：	1 枚の原稿を読み込んでプリントした場合は、印刷した面を表側にして出力します。それ以外の場合は、印刷した面を裏側にして出力します。
［フェイスダウン(正順排紙)］：	常に印刷した面を裏側にして出力します。
［フェイスアップ(逆順排紙)］：	常に印刷した面を表側にして出力します。

断裁

トリマー・D1と天地トリマー・A1を装着している場合、中とじした用紙の小口と天地を切りそろえます。

トリマー・D1のみを装着している場合、中とじした用紙の小口を切りそろえます。

重要
［断裁する］は、［中とじ］を選択した場合に設定できます。

メモ
トリマー・D1と天地トリマー・A1を装着している場合は、小口のみを断裁することもできます。

サドルプレス

中とじするときに、背をプレスすることで中とじ部分の膨らみを抑えることができます。

重要
［サドルプレス］は、［中とじ］を選択した場合に設定できます。

メモ
［サドルプレス］は、用紙の枚数が10 枚（表紙1 枚含む）以上の場合に有効になります。

各オプション装着時に設定できる仕上げモード

装着オプション	ソート(1部ごと)	グループ(ページごと)	シフト(ずらし)	ホチキス			パンチ穴*2	折り *2		断裁		排紙面指定	サドルプレス
装着オプション	ソート(1部ごと)	グループ(ページごと)	シフト(ずらし)	コーナー	ダブル	中とじ	パンチ穴*2	サドル折り	Z折り、 C折り、 2つ折り、外3つ折り、 4つ折り	小口	天地	排紙面指定	サドルプレス
なし	○	○	×	×	×	×	×	×	×	×	×	○	×
アウトプットトレイ・A1	○	○	×	×	×	×	×	×	×	×	×	○	×
フィニッシャー・AM1	○	○	○	○	○	×	×	×	×	×	×	○	×
フィニッシャー・AM1+パンチャーユニット・BT1	○	○	○*1	○	○	×	○*1	×	×	×	×	○	×
フィニッシャー・AM1+ペーパーフォールディングユニット・F1	○	○	○	○	○	×	×	×	○	×	×	○	×
サドルフィニッシャー・AM2	○	○	○	○	○	○	×	○	×	×	×	○	○
サドルフィニッシャー・AM2+パンチャーユニット・BT1	○	○	○*1	○	○	○	○*1	○	×	×	×	○	○
サドルフィニッシャー・AM2+ペーパーフォールディングユニット・F1	○	○	○	○	○	○	×	○	○	×	×	○	○
サドルフィニッシャー・AM2+トリマー・D1	○	○	○	○	○	○	×	○	×	○	×	○	○
サドルフィニッシャー・AM2+トリマー・D1+天地トリマー・A1	○	○	○	○	○	○	×	○	○	○	○	○	○
大容量スタッカー・G1	○	○	○*3	×	×	×	×	×	×	×	×	○	×
ステイプルフィニッシャー・T1	○	○	○	○	○	×	×	×	×	×	×	○	×
ステイプルフィニッシャー・T1+外付け2穴パンチャー・C1	○	○	○	○	○	×	○	×	×	×	×	○	×
中綴じフィニッシャー・T1	○	○	○	○	○	○	×	○	×	×	×	○	×
中綴じフィニッシャー・T1+外付け2穴パンチャー・C1	○	○	○	○	○	○	○	○	×	×	×	○	×

*1 ユーザー設定用紙をお使いの場合、仕上げモードでパンチ穴とシフト（ずらし）を両方設定すると、用紙サイズによっては用紙の端にめくれなどの不具合が生じることがあります。その場合はシフトの設定をOFFにしてください。

*2 パンチ穴と折りは、ジョブをページ単位で区切ったページ範囲ごとのジョブチケット編集で設定します。詳しくは「ページ範囲ごとの設定を編集する」を参照してください。

*3 排紙先をスタック部に設定した場合に、設定できます。

ホチキスでとじることができる枚数

ホチキスできる枚数は、用紙サイズによって異なります。

フィニッシャー・AM1／サドルフィニッシャー・AM2装着時

用紙サイズ	コーナー	ダブル	中とじ*1
330 X 483 mm	×	×	25枚
305 X 457 mm	×	×	25枚
SRA3	×	×	25枚
A3	50枚	50枚	25枚
B4	50枚	50枚	25枚
A4R	50枚	50枚	25枚
A4	100枚	100枚	×
B5R	×	50枚	×
B5	100枚	100枚	×
A5R	×	×	×
A5	×	×	×

*1 サドルフィニッシャー・AM2装着時のみ使用できます。

ステイプルフィニッシャー・T1／中綴じフィニッシャー・T1装着時

用紙サイズ	コーナー	ダブル	中とじ*1
A3	30枚	30枚	16枚
B4	30枚	30枚	16枚
A4R	30枚	30枚	16枚
A4	50枚	50枚	×
B5R	×	×	×
B5	50枚	50枚	×
A5R	×	×	×
A5	×	×	×

*1 中綴じフィニッシャー・T1装着時のみ使用できます。

メモ
ホチキスで閉じるときの、原稿向きと用紙向きについては、「原稿向きと用紙向きの関係について」を参照してください。

メモ
各オプションの詳細については次を参照してください。アウトプットトレイ・A1 フィニッシャー・AM1／サドルフィニッシャー・AM2／パンチャーユニット・BT1 ステイプルフィニッシャー・T1／中綴じフィニッシャー・T1／外付け2穴パンチャー・C1 ペーパーフォールディングユニット・F1 ［詳細情報］を押すと、選択されている用紙の詳細情報が表示されます。

メモ

各オプションの詳細については次を参照してください。

アウトプットトレイ・A1

フィニッシャー・AM1／サドルフィニッシャー・AM2／パンチャーユニット・BT1

ステイプルフィニッシャー・T1／中綴じフィニッシャー・T1／外付け2穴パンチャー・C1

ペーパーフォールディングユニット・F1

［詳細情報］を押すと、選択されている用紙の詳細情報が表示されます。