JAN、EAN、UPC/文字セット切り換えの印刷方法
JAN、EAN、UPCのバーコードを印字するためには、JAN、EAN、UPCそれぞれの仕様にあった文字セットを選択してバーコードを印刷します。
iRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズでは、JAN、EAN、UPC用のバーコードの文字セットが内蔵されていますので、バーコードの仕様にあわせた文字セットを選択することで、確実にバーコードが印刷できます。(文字セットの切り換えによる印字)
さらに、印刷するバーコードの文字コードをiRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズ用の文字コードに置き換えることによって1つの文字セットだけで印刷することもできます。(文字コードの置き換えによる印字)
文字コードの置き換えによる印字の方が文字セットの切り換えによる印字よりも制御コマンドを少なくして印字できます。
特にエミュレーションモードで印字する場合には、制御の方法がより簡単に行うことができます。
なお、LIPSモードとエミュレーションモードでは、同じバーコードを印刷する場合でも、印刷するための制御方法が異なりますのでご注意ください。
文字セットの切り換えによる印刷方法
JAN、EAN、UPCコードのデータキャラクタは0~9までですが、それぞれのデータパターンA~D(メインプログラムは
「各エミュレーションモードでの印刷」を参照)にしたがって、文字セットを切り換える必要があります。これは、データパターンが異なる場合、同じコードでもバーコードのデザインが違うためです。たとえばJAN8桁は、1桁目(パターンA)の位置での"0"と5桁目(パターンC)の位置での"0"とでは、バーコードデザインが異なります。
以下の方法は、それぞれのデータパターンA~Dに該当する文字セットを切り換えながら印字します。