用紙カセットごとにカール補正量を調整する

用紙カセットごとにカール補正量を調整します。
カール補正は使用する用紙の特性にあわせて常時行われていますが、それでもカールが補正しきれない場合に、プリント条件や用紙の状態(水分量など)にあわせて調節することができます。
フィニッシャー装着時に設定できます。(→ステイプルフィニッシャー・K1(LP)/中綴じフィニッシャー・K1(LP)/パンチャーユニット・BE1/インナートリマー・A1)(→ステイプルフィニッシャー・L1/中綴じフィニッシャー・L1/外付け2穴パンチャー・A1)
注意
この機能は、用紙の搬送に影響を与えます。数値を大きく変更すると、紙づまりの原因になる可能性があるので、小さい変更から徐々に試してください。
重要
[環境設定](設定/登録)の[用紙種類の管理設定]でカール補正量を調整する際には、[調整/メンテナンス]で設定した値を「0」に戻す必要があります。
メモ
保存状態が異なると、同じ用紙でも水分含有量などが異なります。通常と異なる状態の用紙を使用する場合に、給紙箇所ごとにカール補正量を調整すると、よりよい補正結果が得られます。

1.
(設定/登録)を押す
2.
[調整/メンテナンス]→[動作調整]→[用紙カセットごとのカール補正]を押す
3.
カール補正量を調整したい用紙カセットを選択し、[設定]を押す
4.
フェイスアップ出力時とフェイスダウン出力時の[-][+]を押して、補正量を調整する
5.
[OK]を押す
メモ
反りの方向を判断するときは、排紙トレイに排出されたままの向きで用紙を置いてください。
用紙が反っている方向と反対に調整してください。
プリントされた用紙の反り
調整する方向
上側にふくらんでいるとき
下側にそらせる([-]を押す)
下側にふくらんでいるとき
上側にそらせる([+]を押す)
0770-432