ローカルデバイス認証のユーザー情報を登録/編集する

ローカルデバイス認証で認証するユーザー情報をWebブラウザーから登録/編集します。また、ユーザー情報を一括してインポート/エクスポートすることもできます。
重要
システムアドミニストレーター(Administrator)のみ、ユーザー情報を編集できます。
メモ
[ユーザー管理]ページでユーザー情報を登録/編集できるのは、ローカルデバイス認証の管理者のみです。一般ユーザーは、自分自身のパスワードのみ変更できます。
登録/編集したユーザー情報は、バックアップのためエクスポートしておくことをおすすめします。

ユーザー情報の登録

1.
[ユーザー管理]をクリック
2.
[ユーザーの追加]をクリック
ユーザー情報が多数登録されていて、目的のユーザー情報が見つけにくい場合は、[フィルター]で表示されるユーザー情報を絞り込むことができます。
また、   をクリックするか、ページ番号をクリックすることで、ユーザーリストの表示ページを切り替えることもできます。
3.
必要な項目を入力→[追加]をクリック
入力する項目の内容、設定条件などは次のとおりです。
項目
設定内容
設定条件
工場出荷時の初期値
ユーザー名
ローカルデバイス認証でログインするときのユーザー名を設定します
1~半角32文字(全角32文字)までの任意の文字列(ただし、半角スペース、次の半角記号(\ / : * ? l <> [ ] ;, = + @ ")は使用できません)
大文字、小文字を区別します
すでに登録しているユーザー名は登録できません
Administrator
パスワード
ローカルデバイス認証でログインするときのパスワードを設定します
空白または半角32文字(全角32文字)までの任意の文字列
大文字、小文字を区別します
password
確認入力
[パスワード]で入力したパスワードと同じパスワードを入力します
空白または半角32文字(全角32文字)までの任意の文字列
大文字、小文字を区別します
password
部門ID
登録するユーザーが本体でスキャン/プリントなどを行うときに使用する部門IDを設定します
1~7桁までの半角数字(本体が部門別ID管理を「OFF」に設定している場合は省略することもできます)
入力時の数字が桁数不足の場合は先頭に0が埋められます
0000000
暗証番号
設定した部門IDに対応する暗証番号を設定します
空白または7桁までの半角数字(本体が部門別ID管理を「OFF」に設定している場合は省略することもできます)
入力時の数字が桁数不足の場合は先頭に0が埋められます
0000000
確認入力
[暗証番号]で入力した暗証番号と同じ暗証番号を入力します
空白または7桁までの半角数字(本体が部門別ID管理を「OFF」に設定している場合は省略することもできます)
入力時の数字が桁数不足の場合は先頭に0が埋められます
0000000
表示名
ユーザーの表示名(ユーザーの漢字・かな名称、所属部署など)を設定します
空白または半角32文字(全角32文字)までの任意の文字列
Administrator
よみ
表示名の読みがなを設定します
空白または半角32文字(全角32文字)までの任意の文字列
空白
Eメールアドレス
ユーザーのメールアドレスを設定します
空白または256文字までの半角英数字・英記号
Eメールアドレスのフォーマットチェックは行いません
空白
設定するロール
ユーザーのロール(権限)を設定します
次のロール(権限)が設定できます。
Administrator
全ての操作が可能です。
General User
デバイス管理、ネットワーク管理以外の操作が可能です。
NetworkAdmin
ネットワーク管理の操作が可能です。
DeviceAdmin
デバイス管理の操作が可能です。
Administrator
カードID
コントロールカード用コピーカードリーダー・F1を設置した場合、カードIDを入力します
空白または8文字までの半角英数字(改行)
・「0」や「00」などの0の連数字のみを入力することはできません
空白
コントロールカード用コピーカードリーダー・F1が有効の場合のみ表示されます。
重要
[設定するロール]で[Administrator]を選択すると、そのユーザー名とパスワードでローカルデバイス認証のユーザー登録/編集画面にログインできるようになります。
[部門別ID管理]を設定する場合、ローカルデバイス認証の管理者の情報として、[部門ID]と[暗証番号]をあらかじめ登録しておく必要があります。
[部門別ID管理]が「ON」の場合、登録する部門IDと暗証番号は、本体に登録されているものを使用してください。機器情報配信などによって、登録されている部門ID/暗証番号が変わった場合は、ローカルデバイス認証のユーザー情報もあわせて変更してください。
Eメールアドレスが登録されていない場合、Eメール/Iファクスを送信するには[ファンクション設定](設定/登録)の[Eメールアドレス未登録ユーザーによる送信を許可]を「OFF」にする必要があります。
[表示名]に半角英数字以外で入力を行った場合は、本体の表示言語を日本語にしておく必要があります。本体の表示言語が日本語以外になっている場合、Eメールの受信側で送信元の欄に登録した表示名が表示されません。
ローカルデバイス認証を設定している場合、Eメール受信側の送信元(from)の欄には、ログインしたユーザーの表示名とEメールアドレスが表示されます。ただし、194文字を超えるEメールアドレスを入力した場合、194文字以降のアドレスは表示されません。
ローカルデバイス認証を設定している場合、I ファクスの受信側ではSender行にログインしたユーザーのEメールアドレスが表示されます。
メモ
複数ユーザーが同じ部門ID を使用することもできます。
システムアドミニストレーター(Administrator)を複数登録することもできます。
[パスワード]/[暗証番号]と[確認入力]には同じ文字列を入力してください。[パスワード]/[暗証番号]と[確認入力]の内容が異なる場合は、再入力を促すメッセージが表示されます。

ユーザー情報の編集

1.
[ユーザー管理]をクリック
2.
編集するユーザー情報の[編集]をクリック
ユーザー情報が多数登録されていて、目的のユーザー情報が見つけにくい場合は、[フィルター]で表示されるユーザー情報を絞り込むことができます。
また、   をクリックするか、ページ番号をクリックすることで、ユーザーリストの表示ページを切り替えることもできます。
3.
各項目を編集→[更新]をクリック

ユーザー情報の削除

1.
[ユーザー管理]をクリック
2.
削除するユーザー情報の先頭にチェックマークを付ける→[削除]をクリック
ユーザー情報が多数登録されていて、目的のユーザー情報が見つけにくい場合は、[フィルター]で表示されるユーザー情報を絞り込むことができます。
また、   をクリックするか、ページ番号をクリックすることで、ユーザーリストの表示ページを切り替えることもできます。
メモ
登録されている全てのユーザーを選択するには、[すべて選択]をクリックします。

ユーザー情報のインポート

別の本体などに登録されているユーザー情報をファイルから読み込んで登録できます。
インポートするファイル形式に関しては、「ローカルデバイス認証のユーザー情報のファイル形式」を参照してください。
1.
[ユーザー管理]をクリック
2.
[インポート]をクリック
3.
[参照]をクリック
4.
表示されたダイアログボックスで、インポートしたいファイルを選択→[OK]をクリック
5.
各項目を設定→[インポート開始]をクリック
[ファイル形式]
インポートするファイルの形式を選択します。
SDLフォーマット
SSO-Hのローカルデバイス認証で使用できるファイル形式で作成されたユーザー情報をインポートします。ファイルの拡張子は「ldif」です。
NetSpot Accountant 3.x
フォーマット
NetSpot Accountant 3.x専用のフォーマットで作成されたユーザー情報をインポートします。ファイルの拡張子は「csv」です。
NetSpot Accountant 4.x
フォーマット
NetSpot Accountant 4.x/imageWARE Accounting Manager専用のフォーマットで作成されたユーザー情報をインポートします。ファイルの拡張子は「csv」です。
<NetSpot Accountant フォーマット選択時の設定>
[文字コード]
インポートするファイルの文字コードを選択します。
Windows Japanese (CP932)
Windows Japanese方式で書き込まれたファイルをインポートします。Windows Japanese方式は、日本語用の文字コードです。
Windows Latin-1 (CP1252)
Windows Latin 方式で書き込まれたファイルをインポートします。Windows Latin 方式は、欧文用の文字コードです。
[ユーザー名に使用する種類]
ログイン時に使うユーザー名の種類を選択します。
ユーザーID
「ユーザーID」をローカルデバイス認証でログインするときのユーザー名にします。
Windowsのユーザー名
「Windowsのユーザー名」をローカルデバイス認証でログインするときのユーザー名にします。
重要
すでに同じユーザー名のユーザーが登録されている場合は、インポートするファイルの情報に上書きされます。
6.
[リストに戻る]をクリック

ユーザー情報のエクスポート

本体に登録されているローカルデバイス認証のユーザー情報をコンピューターのファイルに保存できます。本体に登録されているユーザー情報を別のデバイスで使用するときや、バックアップするときなどに利用します。
1.
[ユーザー管理]をクリック
2.
[エクスポート]をクリック
3.
各項目を設定→[エクスポート開始]をクリック
[ファイル形式]
エクスポートするファイルの形式を選択します。
SDLフォーマット
SSO-Hのローカルデバイス認証で使用できるファイル形式でユーザー情報をエクスポートします。ファイルの拡張子は「ldif」です。
NetSpot Accountant 3.xフォーマット
NetSpot Accountant 3.x専用のフォーマットで作成されたユーザー情報をエクスポートします。ファイルの拡張子は「csv」です。
NetSpot Accountant 4.xフォーマット
NetSpot Accountant 4.x/imageWARE Accounting Manager専用のフォーマットで作成されたユーザー情報をエクスポートします。ファイルの拡張子は「csv」です。
<NetSpot Accountantフォーマット選択時の設定>
[文字コード]
エクスポートするファイルの文字コードを選択します。
Windows Japanese(CP932)
Windows Japanese方式で書き込まれたファイルをエクスポートします。Windows Japanese方式は、日本語用の文字コードです。
Windows Latin-1(CP1252)
Windows Latin方式で書き込まれたファイルをエクスポートします。Windows Latin方式は、欧文用の文字コードです。
4.
画面の指示に従って、ファイルの保存場所を指定

重要
登録できるユーザー数は最大5,000件までです。
ユーザー名は変更できません。
ログイン中のユーザー情報を編集した場合、変更内容はログアウトしたあとに反映されます。
ユーザー名を変更する場合は、一度ユーザー情報を削除し、新規にユーザー情報を登録しなおす必要があります。
システムアドミニストレーター(Administrator)としてログインしているユーザー情報は削除できません。
インポートするユーザーは、一般ユーザーとして登録/上書きされます。
ユーザータイプは、すべて一般ユーザーとして保存されます。
メモ
[ユーザー管理]ページの[ユーザー名]、[部門ID](部門別ID管理を行っている場合)、[表示名]、[設定するロール]、[Eメールアドレス]をクリックすると登録されているユーザーの表示順を並べ替えられます。
登録されているシステムアドミニストレーター(Administrator)には、[ユーザー管理]ページでユーザー名の右側に「*」が表示されます。
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