各モードでの印刷方法

LIPSモードでの印刷方法

以下の手順でiRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズに送ることによって印刷できます。
1
印字開始位置CAPの設定(行桁モードにて、CAPの移動を行います。または、サイズ単位モード設定、サイズ単位の選択、垂直水平絶対位置移動命令等のサイズ単位モードにてCAPの移動を行います。)
2
ガードバー用の文字セット(BARjan-D.BAR)を文字セット名称選択命令にて選択します。
3
"L"の文字を送ります。
4
左側のデータキャラクタパターン用の文字セット(BARjan-A.BARまたはBARjan-B.BAR)を文字セット名称選択命令にて選択します。
5
左側のデータキャラクタを送ります。
6
4、5の組み合わせで左側のデータキャラクタパターンを印刷します。
7
ガードバー用の文字セットを文字セット名称選択命令にて選択します。
8
"M"の文字を送ります。
9
右側のデータキャラクタパターンの文字セットを文字セット名称選択命令にて選択します。
10
右側のデータキャラクタを送ります。
11
ガードバー用の文字セットを文字セット名称選択命令にて選択します。
12
"R"の文字を送ります。(UPC短縮バージョンの場合、"E"を送ります。)

各エミュレーションモードでの印刷

次の手順で、iRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズにコマンドを送ることによって印刷できます。
メモ
2のコマンド体系にて、LIPSの命令をiRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズに送ります。
LIPSの命令は、「LIPSモードでの印刷方法」をご参照ください。
1
1LIPSモードのユーザーページ登録開始命令
2
イメージデータ転送命令+LIPS命令
3
LIPSモードのユーザーページ登録終了命令
4
ユーザーページ、オーバーレイ印字開始命令
4のコマンドの後、印字データをiRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズに送ることによってバーコードが印刷されます。
重要
エミュレーションモードで印刷する場合には必ずバーコードのフォント、OCR-Bフォントを印刷するページの先頭で行ってください。(ページの途中で印刷することはできません。)また、1ページに複数個のバーコードを印刷する場合には2のイメージデータ転送命令+LIPS命令で印刷する位置にCAPを移動してバーコードの印刷を行ってください。
イメージデータの転送命令のパラメータのバイト数は必ずLIPS命令のコマンドのバイト数を指定してください。
バイト数の指定が誤っている場合には、正常にバーコードが印刷できなくなります。エミュレーションモードのコマンド(LIPSモードのユーザーページ登録開始、終了命令、イメージデータの転送命令、ユーザーページオーバーレイ印字開始等)の詳細は各エミュレーションモードのカテゴリをご参照ください。
LIPSの詳細は、以下の2種類のプログラマーズマニュアルをご参照ください。
プログラマーズマニュアル「ソフトウェア概説書4.2」(LIPSコマンドの概要を知るためのマニュアル)
プログラマーズマニュアル「コマンドリファレンス4.2」(LIPSコマンドの手引き)
※ LIPS IVのプログラマーズマニュアルは、キヤノンホームページからダウンロードすることができます。
JAN、EAN、UPC印刷の文字セットの切り換えは、以下の組み合わせになります。
JAN、EAN、UPC標準バージョン(13桁)の場合
先頭1桁
文字セットの切り換えパターン
0
DAAAAAADCCCCCCD
1
DAABABBDCCCCCCD
UPCコード
2
DAABBABDCCCCCCD
3
DAABBBADCCCCCCD
4
DABAABBDCCCCCCD
JANコード
5
DABBAABDCCCCCCD
6
DABBBAADCCCCCCD
7
DABABABDCCCCCCD
8
DABABBADCCCCCCD
9
DABBABADCCCCCCD
JJAN、EAN短縮バージョン(8桁)の場合
文字セットの切り換えパターン
DAAAADCCCCD
UPC短縮バージョンの場合
文字セットの切り換えパターン
末尾1桁(チェックデジット)
DBBBAAAD
0
DBBABAAD
1
DBBAABAD
2
DBBAAABD
3
DBABBAAD
4
DBAABBAD
5
DBAAABBD
6
DBABABAD
7
DBABAABD
8
DBAABABD
9
メモ
A=J_ _ _ _A.BAR または
BARjan-A.BAR
B=J_ _ _ _B.BAR または
BARjan-B.BAR
C=J_ _ _ _C.BAR または
BARjan-C.BAR
D=J_ _ _ _D.BAR または
BARjan-D.BAR
の文字セットの略称です。

JAN、EAN、UPCの末尾がチェックデジットになっておりますが、チェックデジットが正しくないデータの場合、バーコードが読み取れないことがあります。
正当なデータにするためにチェックデジットを付加する時は、ユーザーアプリケーションで行ってください。
チェックデジットの算出方法は、「JANコードチェックデジット計算方法」をご参照ください。

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